こんにちは、ヤネウラログ運営者のイエ吉です。
プレマールには公式の平屋プランがあり、公式見学会でもPremalを商品名とする1.5階建ての完成宅が紹介されています。ただし、PLUSKYの自由設計の掲載例を、そのままプレマールの規格プランや価格へ当てはめることはできません。
平屋と1.5階の違いは、外観の高さだけではありません。寝る場所、洗濯、収納、家族との距離、土地への置き方まで変わるので、暮らしの一日を重ねて比べることが大切です。
この記事では、プレマールの公式平屋プランとPLUSKYの関係を確認したうえで、間取り、敷地、費用、将来の使い方を見ていきます。あなたの家族にとって、上の階が必要な居場所なのか、持たずに済む空間なのかを考えてみましょう。
ポイント
- プレマールの平屋とPLUSKYの関係
- 平屋と1.5階で変わる暮らしの動線
- 敷地・駐車場・採光を考える方法
- 同じ条件で間取りと費用を比べる手順
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住友林業プレマールの平屋と1.5階
商品と空間提案の名前を区別する
まずは呼び名を確かめます。平屋と1.5階を比べる前に、選ぶプランの商品名、設計方法、法令上の扱いを分けておくと話が混ざりません。
プレマールには平屋の掲載例がある
プレマールの公式商品ページには、平屋のプランが掲載されています。平屋を希望しているから規格型は対象外、というわけではありません。
同ページはWEBカタログで90プランを案内していますが、平屋だけで何案を選べるか、対象となる面積や設備は建築地の現行カタログで確認しましょう。掲載例の坪数を商品の一律の上限と受け取らないことも大切です。
ただし、掲載されている間取りを、どの土地でもそのまま選べるとは限りません。建築地での取り扱い、敷地への配置、選択仕様を含めて、その候補を採用できるか確認する必要があります。
相談時は「平屋はありますか」だけでなく、寝室数、仕事の場所、駐車台数などを伝えてみましょう。暮らしの条件を満たす候補が何案あるかを見ると、次の比較へ進みやすくなります。
選べる範囲は、カタログ全体のプラン数と同じではありません。まず自分に必要な条件で候補を絞り、残った案へ家具や持ち物を当てはめるという順番がおすすめです。
PLUSKYは上階を加える提案
PLUSKYは、平屋を基本に上の空間を加える1.5階建ての提案です。公式ページの受注推移にはPremalを含む旨の注記があり、実際にPremalとして紹介された1.5階建ての完成宅もあります。
例えば、住友林業「大人気1.5階建て見学会開催」の2026年9月28日〜10月31日の案内は、商品名Premal、面積128.76㎡、38.94坪、3LDKとフリースペースと記載しています。これは開催済みの紹介例であり、現在見学できるという案内ではありません。
その案内の面積欄は「面積」という表記なので、延床・施工面積などの区分や各階の内訳は図面で確認する必要があります。一例をもとに、全国で選べるプラン数や面積上限まで決めることはできません。
一方で、この実例があることと、PLUSKYの掲載例すべてがプレマールの規格内で同じ仕様と価格になることは別です。自由設計の提案例と、選択できる規格プランを混ぜないことが大切です。
気になった間取りは、商品名とプラン番号をセットで聞いてください。プレマールとして選ぶ案なのか、PLUSKYの考え方で個別に設計する案なのかによって、変更範囲や見積もりの前提が変わります。
「1.5階にしたい」という希望と、「プレマールで選べるか」という確認は別の質問です。この二つを分ければ、名前の似た提案に期待を乗せすぎずに済みます。
1.5階でも法令上は二階建て
PLUSKYは、公式に法令上の扱いは二階建てと案内されています。1.5という数字は暮らし方や空間の呼び方であり、半分の階なら申請や費用も半分になるという意味ではありません。
公式トップでは上階を天井高1.4m以上の空間として図示していますが、これは天井高の一つの数値だけで階数や税金を判定できるという説明ではありません。屋根の傾斜により高さが変わるため、自分の案の断面図も必要です。
また、1.5階、ロフト、小屋裏収納という言葉を同じ意味で扱わないでください。用途、天井の形、面積、出入りの方法などを含め、具体的な計画に応じて確認する内容が変わります。
天井高の一つの数字だけで、床面積へ入らない、税金がかからないなどと判断するのも避けたいところです。自分の案の階数と面積は設計者へ、課税の扱いは自治体へ確認しましょう。
公式の説明は、住友林業「PLUSKY」で確認できます。呼び名の印象より、申請する建物と契約するプランの内容を優先してください。
商品名と暮らし方を分けて理解する
| 名称・呼び方 | 公式で確認できる内容 | 相談時に特定したいこと |
|---|---|---|
| Premalの平屋 | 公式商品ページに平屋プランを掲載 | 候補番号・床面積・配置・選択仕様 |
| PLUSKYの1.5階建て | 平屋を基本とし上階を加える空間提案 | Premalで選べる案か自由設計の提案か |
| 法令上の階数 | PLUSKYは2階建てとして案内 | 申請図書に記載する階数と各階面積 |
| ロフト・小屋裏収納 | 呼び名だけで扱いを決められない | 用途・形状・地域の基準を設計者に確認 |
プレマールの平屋間取りと公式例
掲載例の数字と生活動線を分けて見る
公式の間取りを見るときは、数字と使い方の両方を追いかけましょう。写真の印象だけでなく、家の大きさを表す言葉の違いも押さえておきたい点です。
建築面積と延床面積は別の数字
公式のプレマール平屋例では、建築面積が99.37㎡、30.05坪、延床面積が92.74㎡、28.05坪と示されています。同じ家の説明でも、二つの面積は一致していません。
延床面積は各階の床面積を合計する考え方で、室内の広さを把握する際の材料になります。建築面積は土地に対する建物の広がりを考える際に使いますが、軒や付属部分の扱いなどは設計者の確認が必要です。
「30坪の平屋」という表現を見たら、何の面積かを確かめてください。室内で使う広さと、建物を置くための大きさを混ぜると、必要な土地や価格を見誤ることがあります。
公式の掲載例は、住友林業「Premal」で確認できます。数値はその掲載例のものであり、プレマールの平屋すべてが同じ面積という意味ではありません。
水回りと収納のつながりを見る
公式の平屋例には、セパレートタイプのキッチンと独立洗面台、水回りをまとめて洗濯後にデッキへ出る動線、家族で共用する収納の提案があります。洗面・脱衣・調理・洗濯をどこで分担するかまで見ると、部屋数に表れない違いをつかめます。
ただし、外干し中心の動線が、室内干し中心の家庭にもそのまま合うとは限りません。乾燥機を使うなら、取り出す場所と畳む場所、衣類の行き先を図面へ加えてみましょう。
収納も、共用の場所へまとめるものと、各自の部屋に置くものを分けます。家族全員の衣類を一か所へ集めたいのか、季節用品だけをまとめたいのかで必要な棚や通路が変わります。
規格プランを選ぶときは、図面の中の動線を正解として受け入れるより、自分の手順が無理なく重なるかを見てください。移動が短くても、人が同時に使えない場所は使いにくく感じる場合があります。
PLUSKYの掲載例とは広さが違う
PLUSKYの公式掲載例PLAN 01は、建築面積94.40㎡に対し、延床面積140.67㎡と案内されています。上階の床が加わるため、プレマールの平屋掲載例とは室内全体の広さが違います。
この二つを並べて、建築面積が近いから価格も近い、あるいは1.5階のほうがお得だと判断することはできません。部屋の用途、設備、床面積がそろっていないからです。
掲載例から学べるのは、地面に広げる面積と、上下へ確保する床の関係です。自分の案では、同じ家族が同じ暮らしをするための平屋案と1.5階案を作って比べましょう。
上階を足せるなら部屋を増やしたくなるかもしれませんが、面積が増えれば使い道と費用も増えます。余裕があることと、必要であることを分けて考えると、建てたあとに持て余す空間を減らせます。
公式の掲載例は同じ広さではない
| 公式の掲載例 | 建築面積 | 延床面積 | 比較上の注意 |
|---|---|---|---|
| Premalの平屋例 | 99.37㎡・30.05坪 | 92.74㎡・28.05坪 | 建築面積と室内の床面積を混ぜない |
| PLUSKYのPLAN 01 | 94.40㎡・28.55坪 | 140.67㎡・42.54坪 | 1階88.71㎡、上階51.96㎡の別提案 |
| あなたの比較案 | 敷地へ置いた案で確認 | 必要な部屋をそろえて確認 | 掲載例同士の数字だけで価格差を出さない |
補足
平屋で暮らすメリットと注意点
階段のない生活を具体的に想像する
平屋の魅力は、一つの階で暮らしをつなげられることです。その利点を生かすには、上下移動がないこと以外の条件も一緒に考えます。
洗濯と着替えを同じ階でつなぐ
平屋なら、洗濯機、干す場所、衣類収納を同じ階に置けます。洗濯かごを持って階段を移動しなくて済むことは、毎日の小さな負担を減らす助けになるでしょう。
ただ、同じ階ならどんな配置でも便利というわけではありません。洗濯機から収納まで遠い、干す場所が家族の通路をふさぐなど、横方向の移動や使い方も見ておきたい点です。
雨の日の動線も想像してください。外干しを基本にしていても、室内へ移す場所、濡れた物の一時置き、来客時に見せたくない衣類の置き場があると暮らしに合わせやすくなります。
私なら、洗う、干す、取り込む、着替えるの順に図面をなぞります。どこか一つだけ便利にするより、途中で置き場所に困らないことを優先すると、プランの向き不向きが分かりますよ。
家族の気配と音は表裏になる
寝室もLDKも同じ階にある平屋は、家族の気配を感じやすい間取りを考えられます。小さな子どもを見守りたいときや、家の中で声を掛けやすくしたいときには魅力です。
一方、早く寝る人と遅く帰る人、在宅で仕事をする人と遊ぶ子どもなど、生活時間が違うと距離の近さが気になるかもしれません。家族との近さを、いつも利点として数えないことも大切です。
寝室の扉がリビングへ直接向くのか、短い廊下を挟むのかで、使い方の印象は変わります。トイレや洗濯機との位置関係も合わせて見てください。
平屋のまま落ち着ける場所を作れるなら、上階を足さずに済むこともあります。まず必要な距離感を言葉にしてから、階を分ける必要があるか考える順番がよいでしょう。
庭との距離を暮らしへ生かす
平屋では、LDKや寝室から庭へ近い間取りを考えやすくなります。植物を眺めたり、外で一息ついたりと、部屋の外にも過ごす場所を持ちたい人には気になる点です。
ただし、大きな窓を設けても、その先が駐車場や隣家の窓なら、想像していた使い方ができない場合があります。窓の向きと庭の位置は、土地へ置いた段階で確かめてください。
外へ出る動線では、段差、履物、網戸、雨の日の出入りも考えます。気軽に出られるかどうかは、見た目の連続感だけでは判断できません。
庭の目隠しや植栽、デッキは、建物と別の費用になることもあります。室内を広く感じるために欠かせない外構なら、最後に余った予算で考える項目にせず、早めに計画へ入れましょう。
夜の移動と来客を重ねてみる
平屋では、夜に寝室からトイレへ移動するときも、家族や来客と同じ階を通ります。距離が近いことに加え、どの場所を通るかを確認しておくと、日中とは別の使い方が見えてきます。
例えば、寝室から出るたびにリビングを横切る案と、短い廊下を通る案では、夜の照明や来客時の見え方が変わります。廊下を減らせば必ず便利になるとは限らない理由の一つです。
泊まりの来客がある家庭なら、着替える場所、入浴後に戻る部屋、トイレまでの経路を重ねてみましょう。普段の家族だけなら気にならないことも、数人が一緒に過ごすと違って感じるかもしれません。
毎回の来客のために専用の設備を増やす必要はありませんが、扉の位置や目隠しで対応できるかは考えられます。生活の通り道と、人へ見せたい場所が無理なく分かれているかを確かめてください。
将来の使いやすさは寸法も大切
階段がないことは、移動の負担を抑えたい人にとって検討材料になります。ただし、平屋を選ぶだけで、将来の不便や転倒の心配がすべてなくなるわけではありません。
玄関、廊下、扉、トイレ、浴室などの寸法や段差も重要です。家具を置いた状態で通れるか、手すりを付ける場所を想定できるかなど、個別に考える必要があります。
今は使わない補助具を将来必ず使うと決める必要はありませんが、変更しにくい場所を先に知っておくと役立ちます。規格内で選べる寸法と、対応が難しい部分を設計者へ聞いてみましょう。
将来像には家族の変化も含めます。子ども部屋が空いたあとに寝室を移す、仕事をやめたあとに趣味の部屋へ変えるなど、部屋の役割を入れ替えられるかも長く使うための視点です。
1.5階の間取りで増える選択肢
上階が必要な理由を先に決める
1.5階は、平屋にない居場所を加える考え方です。面積を増やすことより、何を上へ置くと暮らしが楽になるかを考えてみましょう。
上階の用途で毎日の移動が変わる
上階を寝室にするのか、仕事部屋にするのか、季節用品の収納にするのかで、階段を使う回数や運ぶ物が変わります。1.5階という名前だけでは、日常の負担を比べられません。
例えば、週末だけ使う趣味の場所なら、日々の暮らしは一階中心にできます。一方、毎日着る服や寝室を上へ置けば、朝晩の移動が生活の一部になります。
用途を決めるときは、誰が何を持って移動するかまで書いてみてください。洗濯物、仕事の資料、掃除機など、物の動きが見えると、階段と収納の位置も評価しやすくなります。
上階を使う頻度ではなく、上がらないと済まない用事が何かを確認しましょう。一階で暮らせる家を望むなら、この違いがとても大切です。
仕事場には静かさも必要になる
LDKから少し離れた場所へ仕事場を置けることは、上階を加える理由になります。気持ちを切り替え、仕事道具を食卓から片付けずに済むのは魅力でしょう。
ただ、吹き抜けや開いた階段で一階とつながっていれば、高さが違うだけで音を遮れるとは限りません。オンライン会議の声、テレビ、子どもの遊び声がどう伝わるかも考えたいところです。
仕事部屋に必要な条件は、机が置けることだけではありません。扉、電源、通信、照明、背景、書類の収納などを含め、何を必要とするか具体的に伝えてください。
作業中に一階の様子を感じたい人と、集中するために離れたい人では、向く空間が違います。見た目の開放感を優先する前に、仕事中の困りごとを解決できるかで比べましょう。
子ども部屋は成長後まで考える
子どもが成長すると、家族と一緒に過ごす場所と、自分だけで過ごす場所の両方を求めることがあります。上階へ個室を置く案は、その距離を考える一つの方法です。
小さいうちは家族に近い場所で遊び、成長後に上階の個室を使うという計画も考えられます。ただし、その切り替えが実際にできるか、間仕切りや設備の計画を確認しておく必要があります。
音、室温、夜間のトイレへの移動、荷物の持ち運びも見てください。部屋数だけ増えても、天井の低い部分に家具が置けないなら、想像した使い方と違うかもしれません。
独立後の使い道も考えると、部屋を専用にしすぎずに済みます。来客の寝室や趣味の場所へ変えられるなら、使わなくなった部屋を管理するだけになることを避けやすくなります。
使わなくなった上階も考える
上階を子ども部屋や仕事場にした場合、その用途がなくなる時期も考えてみましょう。建てるときの数年間だけではなく、その後に使う人や置く物があるかも判断材料です。
来客の部屋、趣味の場所などへ変えられるなら、使い方を限定しすぎない計画が役立ちます。一方、将来はほとんど上がらないと考えるなら、その空間を持つための費用と管理をどう受け止めるか家族で話したいところ。
使う頻度が減っても、掃除や設備の点検が不要になるわけではありません。一階で使う収納や空調へ予算を配分する案と比べて、どちらが日常へ価値を残せるか考えてみてください。
先の暮らしを完全に予測することはできませんが、用途が変わる場面を想像することはできます。「いつか使うかも」という理由だけで広げるより、具体的な二つ目の使い方があるかを見ておくと納得しやすくなります。
収納は運べる物に合わせて考える
上階を収納へ使う場合、床面積が増えることより、置く物の種類が大切です。軽くて使用頻度の低い物と、重くて頻繁に使う物では、適した場所が違います。
季節の飾りや旅行かばんでも、大きさによっては階段で運びにくいことがあります。収納室の入口へ入るかだけでなく、階段、踊り場、曲がり角を通れるかを確認してください。
毎日の掃除道具や日用品を上へ集めると、片付けるために階段を使うことになります。収納が増えた結果、出し入れが面倒になって一階へ置きっぱなしになるなら、本末転倒です。
私なら、上階へ置く予定の物を具体的に挙げ、一階に残す物と分けます。収納の帖数を先に決めるより、運ぶ動作まで含めて必要な場所を考えるほうが実用的かなと思います。
平屋と1.5階で変わる生活場面
| 場面 | 平屋 | 1.5階 |
|---|---|---|
| 日常の移動 | 階をまたがずにつながる | 上階の用途で階段の使用量が変わる |
| 家族との距離 | 近くに感じやすい | 別の居場所を設けやすい |
| 片付け | 同じ階で持ち物を扱える | 重い物を上へ運ぶ負担に注意 |
| 将来の暮らし | 段差や廊下幅は別途検討 | 寝室・水回り・収納を1階へ残す |
| 敷地との関係 | 建物の広がりと庭を両立させる | 上階へ移す面積と高さ制限を見る |

土地に収まるかを確かめる
建物以外の場所も同じ図面へ入れる
平屋と1.5階の選択は、土地の広さだけでは決まりません。駐車、玄関、庭、日差しを含めて、一つの配置図で確かめることが大切です。
建ぺい率の計算は入り口になる
建ぺい率は、敷地面積に対する建築面積の割合です。仮に建築面積30.05坪の家を、建ぺい率50%という条件だけで計算すると、30.05÷0.50で60.1坪になります。
ただし、この値はその広さの土地なら希望どおり建てられるという保証ではありません。敷地の形、道路、後退が必要な部分、建物の配置など、ほかの条件が残っています。
駐車場と庭をどこへ置くか、窓の前にどれくらい空間を残すかでも、必要な土地は変わります。割り算で出た数字へ、単純に一定の坪数を足せば済むものでもありません。
表は計算の仕方を知るための一般的な目安です。実際に使える敷地面積、軒などの算入、適用される制限は、候補地の資料をもとに建築士へ確認してください。
建築面積30.05坪を使った単純計算
| 仮定する建ぺい率 | 割り算の結果 | この値だけで決まらない条件 |
|---|---|---|
| 60% | 30.05÷0.60=約50.1坪 | 形状、道路、壁面後退、駐車場など |
| 50% | 30.05÷0.50=60.1坪 | 軒の算入や制限は設計者が確認 |
| 40% | 30.05÷0.40=約75.1坪 | 採光、庭、境界との距離も検討 |
住友林業のPLUSKY公式「敷地の有効活用」には、平屋と1.5階を具体的に配置した比較例もあります。建築面積35.06坪の平屋と24.79坪のPLUSKYを使い、部屋数とLDの広さ、外構計画を考えたとき、敷地が約73坪から約55坪になる例です。
約55坪は約73坪の約75%ですが、すべての土地で25%小さくできるという保証ではありません。比較例は延床面積も33.06坪と37.56坪で異なり、プレマールの同一仕様を比較した価格表でもない点に注意してください。
PLUSKY公式の敷地活用例で示される違い
| 項目 | 平屋の比較例 | PLUSKYの比較例 |
|---|---|---|
| 建築面積 | 35.06坪 | 24.79坪 |
| 延床面積 | 33.06坪 | 37.56坪 |
| 部屋数 | 3LDK | 3LDK |
| 敷地の比較例 | 約73坪 | 約55坪・平屋例の約75% |
| 読み取り上の注意 | 同じ床面積の比較ではない | Premalの全プラン共通条件ではない |
駐車と玄関の出入りを重ねる
車を二台置きたいなら、二台分の長方形が入るだけでは十分ではありません。扉を開ける、荷物を降ろす、自転車を通すといった動作まで配置図へ入れて考えます。
子どもを車へ乗せる人、買い物の荷物を運ぶ人、雨の日に傘を使う人など、暮らしの場面を重ねると必要な余白が分かります。玄関まで遠回りになる配置は、毎日の小さな負担になるかもしれません。
平屋の建物を大きく広げると駐車や庭の場所を圧迫する場合があります。一方、上階へ部屋を移せば必ずすべて解決するわけでもなく、一階に残す部屋と階段の面積を含めた検討が必要です。
将来車の台数が変わる可能性があるなら、そのときの使い方も話してみましょう。使わない駐車スペースを庭へ戻せるかなど、外構を変える余地も含めて考えると土地を長く使いやすくなります。
南向きの窓だけで判断しない
図面で南側へ窓があっても、隣家の高さや距離によって日差しの入り方は変わります。平屋では建物の周囲との関係が、明るさの感じ方へ影響する場面があります。
窓を大きくすれば解決するとも限りません。日差しと同時に道路からの視線が入るなら、カーテンを閉める時間が増える可能性もあるからです。
候補地では、どの時間にどの場所で過ごしたいかを設計者へ伝え、隣家も含めて見てもらいましょう。朝の台所、昼の仕事場、夕方の居間では、欲しい光や避けたいまぶしさが違います。
1.5階へ居場所を加えれば視線や光の条件が変わることもありますが、それだけで一階の採光が良くなるわけではありません。吹き抜けや窓の役割を個別に確認し、写真の明るさだけで決めないようにしましょう。
高さと屋根の条件も見る
1.5階では、上階を足すことで建物の高さや屋根の形が変わります。平屋感覚という説明でも、土地に適用される高さの制限などを確認せずに配置は決められません。
屋根が斜めになる空間は、平面図の床面積だけでは使い勝手をつかみにくいものです。頭上の高さ、窓の位置、収納の高さを、断面図や立体の説明で見せてもらいましょう。
PLUSKYは大屋根を使った太陽光発電の提案も紹介しています。ただし、載せられる容量や発電量は屋根の向き、形、日影、設備で変わるため、上階を足せば光熱費が必ず下がるという判断は避けましょう。
軒、雨どい、隣地との距離、外の設備を置く場所も一緒に考えます。室内へ必要な部屋が収まっていても、建物の周りで点検や通行がしにくくならないかを確かめたいところです。
土地の制限は所在地ごとに異なります。候補プランが気に入ったから土地を買うのではなく、その土地で希望のプランと暮らしが成り立つかを確認してから判断してください。
販売条件も別に確認します。プレマールの公式商品ページには寒冷地・多雪地域での販売はしない旨があるため、地方名だけで可否を決めず、建築予定地と希望する仕様で問い合わせてください。
注意
間取りで見落としやすい場所
平面図に表れにくい動作を確かめる
家の大きな方向が決まったら、図面の端やつなぎ目を見ていきます。階段、天井、通路など、部屋数に表れない場所が毎日の使い方を左右します。
階段は場所と使い方で見る
階段の有無だけでなく、どこから上がるかが生活を変えます。LDKを通る階段なら家族の気配を感じやすい反面、来客時や仕事中の移動が気になる場合もあります。
階段の近くへ収納や扉があるなら、開閉と通行が重ならないかを確認してください。上り下りの途中で物を置くようにならないよう、日用品の定位置も考えておきたい点です。
掃除や荷物の運搬も想像します。上階に寝室を置くなら、寝具や家具を運ぶ経路が必要なので、完成後の通路だけでなく搬入方法も聞いてみましょう。
将来使う頻度が減っても、階段と上階の管理は残ります。上階が必要な時期と、その後の使い道まで考えることが、1.5階を選ぶ納得感につながります。
勾配天井は置ける家具で比べる
勾配天井には、天井の高さが場所によって変わる特徴があります。広がりを感じる空間でも、背の高い収納や机を置く位置には制約が出るかもしれません。
図面の床面積が同じでも、立って動ける場所、座って使う場所、物を置く場所では意味が違います。天井の低い部分をどんな用途に使うか、家具の寸法と一緒に確かめてください。
窓や照明、空調、カーテンの操作も忘れずに見ます。高い位置へ手が届きにくい設備があると、清掃や交換の方法を考える必要があります。
公式の掲載例で示された天井の高さが、すべてのプランへ共通するとは限りません。自分の案の断面図に高さを記入してもらい、写真で感じた開放感と実際に使える場所を分けて判断しましょう。
空調と光は上下のつながりで考える
一階と上階が開いてつながる間取りでは、空気や音、光も空間をまたぎます。開放感を楽しめる一方、各室の過ごし方に合わせた空調計画が必要です。
例えば、上階で日中仕事をし、一階の寝室では夜に休むなら、使う時間が違います。家全体の説明だけでなく、その時間帯にどの場所をどう空調するのか聞いてみてください。
吹き抜けの窓から光を取り入れる場合も、一階のどこまで届くか、まぶしさを避けられるかを見ます。高窓があればどんな場所も明るくなる、と期待しすぎないほうがよいでしょう。
住み心地は、建物の仕様と設備、日差し、運転方法の組み合わせで変わります。平屋は必ず均一、1.5階は必ず暑いといった分類をせず、計画する家の条件で説明を受けてください。
掃除と点検の方法を聞いておく
高い天井や窓は、日々の視線を遠くへ広げてくれます。ただ、その場所を掃除したり、照明や機器を交換したりするときの動作は、間取り図だけでは想像しにくい部分です。
自分で行う範囲と専門業者へ依頼する範囲を、設計時に聞いておきましょう。高所へ無理に上がる前提ではなく、手元で操作できる設備や、作業方法を含めて検討することが大切です。
平屋でも高天井や外の屋根まわりがあれば、すべてに手が届くわけではありません。階数による分類ではなく、実際に採用する高さ、窓、設備の配置で確認してください。
掃除のためだけに好みの空間を諦める必要はありませんが、維持する方法と費用を知って選べば、暮らし始めてからの戸惑いを減らせます。使うときの楽しさと、手入れするときの動作を一緒に見てみましょう。
一階に残す収納を減らしすぎない
上階へ収納を足すと、一階の収納を小さくできるように感じます。ただ、日常使う物まで上へ移すと、結局一階の見える場所へ置くようになるかもしれません。
玄関で使う上着、通学用品、食品の在庫、掃除道具、洗濯用品などは、使う場所の近くに必要な分を置けるか考えます。収納の合計面積より、定位置から使う場所までの関係が大切です。
一階中心の生活を将来も続けたいなら、衣類や寝具の行き先も一階で想定してください。上階の大きな収納があっても、そこを使わない日常が成り立つかは別の問題になります。
平屋案でも同じように、共用収納へすべて集める前に使う頻度を分けてみましょう。家がコンパクトになるほど、扉を開ける場所や物の出し入れを含めた確認が役立ちます。
平屋と1.5階の費用を比べる
同じ暮らしを満たす案で総額を見る
どちらが安いかを階数だけで決めることはできません。まず比較する部屋と仕様をそろえ、土地から完成までに必要な費用を見ます。
基礎と屋根だけで結論を出さない
同じ延床面積を考えると、平屋は二階建てより基礎や屋根が広がりやすい建て方です。だからといって、家全体の工事費も同じ割合で増えるわけではありません。
1.5階には、上階の床、階段、構造、設備の計画が加わります。平屋で不要になる部分と、上階を設けて必要になる部分を、それぞれ見積もりで確かめる必要があります。
建物の形や窓の数、仕上げ、設備が変われば費用も変わります。平屋と1.5階という分類のほかに、面積や仕様の差がどれくらいあるかを確認しましょう。
「1.5階は平屋より何%高い」といった一律の率を前提にするより、具体的な二つの案を比較するほうが確実です。概算段階では、未確定の項目と金額が変わる条件も聞いておくと判断しやすくなります。
土地代が変わる前提を確かめる
上階へ部屋を置けば、必要な建築面積を小さくできる可能性があります。ただし、それがそのまま土地代の節約になるとは限りません。
希望する地域に都合のよい面積と形の土地が出ているか、駐車場や庭を確保できるかによって、選べる土地は変わります。同じ地域でも道路やインフラ、造成の条件が違えば総費用も異なります。
土地をすでに所有しているなら、小さい土地を買うという節約は発生しません。その場合は、上階を設けることで庭や駐車に余裕が生まれるかという、使い方の価値を比べることになります。
土地探し中でも、建物だけを小さくして安い土地へ当てはめないでください。土地と家を一組にした案を比べ、工事費や暮らしの条件まで含めて得失を考えましょう。
暮らし始めるまでの費用をそろえる
見積もりでは、建物本体のほかに付帯工事、地盤、外構、照明、カーテン、空調などの範囲を確認します。一方だけ必要な工事が抜けていると、階数による差だと勘違いしやすくなります。
1.5階の高窓や勾配天井に合わせた照明、上下階の空調なども、自分の案で何が必要か聞いてください。平屋でも目隠しや庭の計画が大きければ、その費用を含める必要があります。
具体的な価格は条件や時期で変わるため、数字はあくまで一般的な目安です。借入額だけでなく、手元資金や生活費を含め、最終的な判断は専門家にご相談ください。
プレマールの金額や追加費用を詳しく見たい方は、プレマールの価格と総額の見方も参考になります。ここでは、階数の違いと、必要な暮らしを実現する費用を混同しないことが大切です。
階数を比べる前にそろえる条件
| 項目 | 平屋案で見ること | 1.5階案で見ること |
|---|---|---|
| 必要な部屋 | 寝室・仕事場・収納を確保 | 上階の部屋も含め同じ用途を確保 |
| 床面積と高さ | 廊下を含む必要面積 | 階段・踊り場・勾配天井を含める |
| 建物工事 | 基礎・屋根・外周の範囲 | 上階・階段・構造の範囲 |
| 敷地関連 | 土地・造成・駐車・庭 | 土地・高さ条件・配置・外構 |
| 暮らしの設備 | 空調・照明・目隠し | 上下階の空調・照明・音への対応 |
家族に合う間取りを選ぶ手順
上階の価値と残したい暮らしを比べる
最後は、自分の家族へ置き換えて判断します。希望の形を先に決めつけるより、必要な部屋をどこへ置くと無理がないかを考えてみましょう。
夫婦二人なら居場所を先に考える
夫婦二人の住まいでは、部屋数を増やすことより、同じ時間に別々のことをできる場所があるかを考えます。一人がテレビを見て、もう一人が読書や仕事をする場面を想像してみてください。
平屋の中で扉や部屋の位置を工夫して満たせるなら、上階を足す必要はないかもしれません。反対に、趣味の道具を広げたままにする場所が欲しいなら、1.5階を比較する理由になります。
来客や帰省のための部屋は、使う頻度も考えたいところです。年に数回だけの宿泊に専用室を持つのか、普段は別用途として使うのかで、必要な広さが変わります。
今後の暮らしを想像するときは、二人の好みを別々に聞いてみましょう。静かな場所が欲しいのか、常に気配を感じたいのかという希望が分かると、階数ではなく距離感から選べます。
子育て中は今と将来を重ねる
子育て中は、現在の見守りやすさと、成長後の個室の使い方を重ねて考えます。今の便利さだけで決めても、将来の部屋数だけで決めても、どこかで使いにくさが出るかもしれません。
小さいうちはリビングの近くで着替えや遊びが済み、成長後は自分の部屋へ移れるといった、使い方の段階を想定してみましょう。その際に家具や収納の移動が必要かも見ます。
1.5階へ子ども部屋を置くなら、寝る前の行動や通学用品の置き場を考えます。平屋で個室を確保するなら、寝室とLDKの音や視線の関係を確かめたいところです。
子ども部屋が何帖かより、家族が同時に何をできるかを比べてください。勉強、食事、仕事、睡眠の場面が重なったときに、選んだ案の相性が見えます。
二案を同じ敷地へ置いて比べる
候補が残ったら、平屋案と1.5階案を同じ敷地へ置き、駐車、玄関、庭、窓から見えるものを比べます。別々のカタログ写真より、自分の土地で何が変わるかが分かります。
比べる部屋の用途、設備、外構の完成範囲もそろえてください。一方に書斎や収納が多いなら、それは階数の差ではなく、加えた機能の差として見る必要があります。
プレマールは間取りや仕様をあらかじめ組み合わせた完全規格型です。玄関や水回りの位置変更が必須なら、Forest Selectionや平屋の自由設計GRAND LIFEなどで対応できるかを比べましょう。
商品全体の違いは、住友林業の規格型・自由設計の商品比較で確認できます。二つの見積もりで商品が異なる場合は、階数の差と設計方式の差を分けて見ることが大切です。
また、平屋そのものの価格や暮らし方を広く確認したい方には、住友林業の平屋の総合ガイドが役立ちます。比較を広げたあとも、自分の必須条件へ戻って判断してください。
相談の前に希望と条件を持つ
相談には、土地の資料、家族構成、必要な部屋、駐車台数、残したい家具を持っていくと具体的に話せます。完成した要望書を作る必要はなく、困る場面が分かれば十分な出発点です。
担当者には「平屋と1.5階のどちらがおすすめか」だけでなく、希望がどこで満たされ、どこが難しいかを聞いてみてください。案を選ぶ理由まで説明してもらうことが大切です。
比較材料の集め方や、必要に応じた担当者紹介を知りたい場合は、住友林業を検討する方のメグリエの使い方と注意点も確認できます。紹介を利用するなら、対象地域、商品、既に相談した場合の条件を先に確かめましょう。
家づくりの知識を持って相談すれば、勧められた案をそのまま受け取るだけでなく、自分の暮らしへ合う理由を聞けます。値引きや特典だけで、間取りや相談相手を選ばないようにしてください。
住友林業プレマールの平屋と1.5階のよくある質問
Q1. 住友林業プレマールで平屋は建てられますか?
A. 公式商品ページに平屋プランの掲載があります。ただし、希望する地域や土地でそのまま採用できるとは限らないため、候補番号と敷地を合わせて確認してください。
公開例には建築面積と延床面積の両方があり、同じ数字ではありません。室内の広さ、土地へ置く大きさ、駐車や庭に使う場所を分けて見ると分かりやすくなります。
Q2. プレマールの1.5階とPLUSKYは同じ商品ですか?
A. PLUSKYは1.5階建ての暮らしを提案する名称で、Premalを商品名とする1.5階建ての完成宅も公式見学会で紹介されています。ただし、PLUSKYの全掲載例がPremalの規格内で選べるという意味ではありません。
気になる案がPremalの対象プランなのか、自由設計で提案される案なのかを、プラン番号、仕様、見積もりの商品名で確認してください。過去の実例を、現在の全国共通の販売条件として扱わないことも大切です。
Q3. 1.5階なら平屋扱いで税金も安くなりますか?
A. PLUSKYは公式に法令上2階建てと案内されています。1.5という呼び名だけで、平屋扱いになったり上階が課税対象から外れたりすると考えないでください。
固定資産税などは個別の建物と評価で変わります。階数、床面積、用途は設計者に、具体的な課税の扱いは自治体の担当窓口へ確認しましょう。
Q4. 平屋と1.5階はどちらが安く建ちますか?
A. 階数だけでは決まりません。同じ用途の部屋や仕様をそろえ、建物に加えて土地、造成、外構、空調などを含めた総額で比較する必要があります。
平屋は基礎や屋根が広がりやすく、1.5階は階段や上階の工事が加わります。広さの異なるカタログ例をそのまま並べず、あなたの敷地に載せた二つの案で見積もってください。
Q5. 老後も暮らしやすいのは平屋ですか?
A. 階段の移動を避けたいなら平屋を検討しやすいですが、室内の段差、通路幅、水回りまでの距離なども大切です。平屋であるだけで将来の暮らしがすべて解決するわけではありません。
1.5階でも寝室、トイレ、洗濯、日常の収納を1階へ置けば、上階を使わない生活を考えられます。上階を将来どう使うかまで決めて比較しましょう。
住友林業プレマールの平屋と1.5階は暮らしから選ぶ
上階がなくても成立する一日を考える
平屋がよいか、1.5階がよいかは、家族と土地で変わります。憧れの外観から始めても、最後は毎日の動作と費用へ戻って比べてみましょう。
結論
プレマールの平屋は、一つの階で必要な暮らしを満たせるかを確認することが大切です。1.5階を考えるなら、PLUSKYとの関係や対象プランを確かめ、上階へ置く用途と将来の使い道を明確にしてください。
寝室、水回り、衣類収納、日常の片付けが一階でつながれば、上階は別の居場所として考えやすくなります。一方、その場所がなくても暮らせるなら、持つ価値と管理の負担を落ち着いて比べられるでしょう。
平屋に収まらないから足すのか、上階で過ごしたい時間があるから足すのか。理由がはっきりすると、あなたに合う間取りも選びやすくなりますよ。
最終チェック
- Premalの対象プランとPLUSKYの提案例を区別した
- 一階で寝る・洗う・着替える動線を確認した
- 建物だけでなく駐車・採光・庭を配置した
- 部屋・仕様・土地条件をそろえて総額を比べた
