こんにちは。ヤネウラログ、運営者の「イエ吉」です。
ヘーベルハウスの断熱等級を調べているあなたは、たぶんヘーベルハウスって寒いのか、断熱等級標準は今の基準で大丈夫なのか、断熱等級5と6の違いはどれくらいあるのかが気になっているのかなと思います。
さらに調べていくと、断熱等級7、断熱等級8、断熱材入ってない、ネオマフォーム60mm、断熱材厚さ、断熱材追加、断熱リフォーム、パナソニックホームズとの比較など、気になる言葉がどんどん出てきますよね。
ただ、ここで大事なのは、断熱等級の数字だけで住み心地を決めつけないことです。
ヘーベルハウスは鉄骨構造やALC外壁、空調計画まで含めて考える住宅なので、等級だけを見て良い悪いを判断すると、少しズレやすいです。
この記事では、ヘーベルハウスの断熱等級をどう見ればいいのか、窓や気密、日射、空調計画まで含めて、あなたの家づくりに使える形で整理していきます。
この記事でわかること
- ヘーベルハウスの断熱等級の基本的な見方
- 断熱等級5・6・7・8の違いと注意点
- 鉄骨住宅と断熱材・窓・空調の関係
- 自分のプランで確認すべきポイント
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※表の内容は執筆時点のものです。最新情報は各公式サイトをご確認ください。
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ヘーベルハウスの断熱等級の基礎知識

まずは断熱等級の見方を整理
まずは、ヘーベルハウスの断熱等級を考える前に、断熱等級そのものの意味を整理しておきます。
ここを飛ばしてしまうと、等級5だから安心、等級6じゃないと寒い、等級7なら絶対に快適、というように少し極端な見方になりがちです。
断熱等級は大事な指標ですが、家の快適性を決める要素のひとつです。実際には、UA値、窓の性能、気密、換気、日射取得、間取り、空調計画がセットで効いてきます。ここ、かなり大事ですよ。
特にヘーベルハウスは、重量鉄骨やALC外壁の安心感で選ばれやすい住宅です。そのぶん、断熱だけを切り出して木造高断熱住宅と単純比較すると、見方が少し荒くなります。
鉄骨には鉄骨の強みがあり、同時に温熱環境では注意したいポイントもあります。
この章では、まず断熱等級の読み方、等級5・6・7の違い、そして断熱等級8という言葉の誤解まで整理します。
住宅性能の言葉は似たものが多いので、最初にここを押さえると、営業担当者との打ち合わせでも質問しやすくなります。
断熱等級標準の見方
ヘーベルハウスの断熱等級標準を見るときは、まず「標準仕様」という言葉の意味を正しく押さえることが大切です。
以前は、商品や階数、地域、窓の取り方によって断熱等級の見え方が変わりやすい面がありましたが、現在はかなり状況が変わっています。
2025年以降のヘーベルハウスでは、戸建全商品で断熱等級6の標準仕様化が進んでいます。
旭化成ホームズの2025年の公式発表でも、重鉄・システムラーメン構造の3・4階建てを含め、断熱仕様を強化して断熱等級6の標準仕様化を実現したことが示されています(出典:旭化成ホームズ「都市における理想の暮らしを追求した3階建て邸宅『FREX asgard』発売」)。
これは、ヘーベルハウスの断熱性能を考えるうえでかなり大きなアップデートです。
以前のように「ヘーベルハウスは断熱が弱いのでは」とざっくり見てしまうと、今の仕様を正しく捉えられない可能性があります。ここは最新情報として押さえておきたいところです。
ただし、全商品で断熱等級6が標準化されたからといって、すべての家が同じ体感になるわけではありません。
断熱等級はあくまで外皮性能の指標です。あなたの建築地、地域区分、間取り、窓の大きさ、方位、吹き抜けの有無、空調計画によって、実際の住み心地は変わります。
標準仕様でも実邸性能は確認する
家づくりで確認したいのは、カタログに載っている代表仕様だけではなく、あなたの家として設計したときの数値です。
UA値、窓の種類、換気方式、日射取得、空調計画をセットで見ると、ようやく実際の住み心地に近い判断ができます。
たとえば、同じ断熱等級6でも、南側に冬の日差しがしっかり入る家と、隣家が近くて日射が取りにくい家では、冬の暖かさの感じ方が変わります。
北側に水まわりがまとまっている場合、脱衣所や浴室の寒さ対策も気になりますよね。等級だけでは、そうした体感までは読み切れません。
イエ吉の結論
また、断熱等級は建物の外皮性能を示す指標なので、暮らしの体感すべてを表すわけではありません。
たとえば同じ断熱等級でも、大開口の窓が多い家、吹き抜けがある家、北側に大きな窓がある家では、体感が変わります。
日射を取るのか、遮るのか、どの部屋をどの時間帯に使うのかでも正解は変わります。
ヘーベルハウスを検討しているなら、耐震性や耐火性、ALC外壁の安心感に目が行きやすいと思います。そこは大きな魅力です。
ただし、断熱については「標準で断熱等級6だからOK」で止まらず、その性能をどう住み心地につなげる設計になっているかまで見るのが正解です。
積水ハウスなど他社と迷っている場合は、構造や外壁、断熱の考え方をまとめて比較すると判断しやすいです。
ヘーベルハウスと積水ハウスの違いは、積水ハウスとヘーベルハウスの比較記事でも整理しています。
断熱等級5と6の違い
中古や口コミを見る人にも重要
断熱等級5と6の違いは、家づくりでかなり気になるポイントです。ざっくり言うと、断熱等級5はZEH水準に近い考え方で、断熱等級6はさらに一段上の高断熱を目指すイメージです。
ここで「じゃあ等級6じゃないとダメなの?」と思うかもしれませんが、そこは少し丁寧に見たいところです。
ヘーベルハウスに関しては、2025年以降、戸建全商品で断熱等級6の標準仕様化が進んでいるため、今から新築を検討する人は「等級5か6か」で悩むより、断熱等級6を前提に、どんな間取りと空調計画で快適性をつくるかを考える方が現実的です。
一方で、ヘーベルハウスの中古物件を購入してリノベーションを検討している人や、数年前の仕様で建てた施主の口コミを読んでいる人にとっては、断熱等級5と6の違いを知っておく意味があります。
現在の新築仕様と、過去に建てられた住宅の仕様は同じとは限らないからです。
たとえば、ネット上の「ヘーベルハウスは寒い」という口コミが、いつ建てられた家の話なのかはかなり重要です。
築年数が古い住宅、窓性能が今より低い住宅、断熱リフォームをしていない住宅の体感を、2025年以降の新築仕様にそのまま当てはめると、判断がズレやすくなります。
ただし、ここで注意したいのは、断熱等級5だから寒い、断熱等級6なら必ず暖かい、という単純な話ではないことです。
断熱等級6に近づくほど、外気の影響を受けにくくなり、冷暖房効率も良くなりやすいですが、体感は窓や気密、日射、空調の設計にも左右されます。
断熱等級5と6の違いは、住み始めてからの「暖房を止めたときの室温低下」や「部屋間の温度差」に出やすいです。
等級が上がるほど、外気温に引っ張られにくくなるので、朝起きたときの冷え込みや、廊下・洗面所の寒さが抑えやすくなります。ただ、これはあくまで全体設計が整っている場合の話です。
| 項目 | 断熱等級5 | 断熱等級6 |
|---|---|---|
| 位置づけ | ZEH水準を意識した性能 | より高断熱な住まいを目指す性能 |
| 快適性 | 一定の省エネ性を期待しやすい | 室温差を抑えやすい |
| 冷暖房効率 | 従来住宅より改善しやすい | より少ない冷暖房で整えやすい |
| ヘーベルハウスでの見方 | 過去仕様や中古物件で確認 | 2025年以降の標準仕様として確認 |
| 確認点 | 窓と空調計画が重要 | 気密や日射計画も重要 |
ヘーベルハウスの場合、鉄骨住宅という特徴があります。鉄は木材より熱を伝えやすい素材なので、熱橋への配慮がとても大事です。
鉄骨だからダメという話ではなく、鉄骨住宅では断熱材、窓、空調、換気をどう組み合わせるかが重要ということです。
たとえば、断熱等級6を満たしていても、大きな吹き抜けや大開口があり、空調の風が届きにくい間取りだと、場所によって寒さや暑さを感じることがあります。
逆に、南面の日射取得がうまく取れていて、窓の性能が高く、空調計画がきれいに組まれていれば、かなり快適に暮らしやすいです。
等級差より体感差を質問する
打ち合わせでは、「等級5ですか、6ですか」と聞くだけでなく、「この間取りだと冬の朝はどれくらい冷えますか」「洗面所やトイレまで暖かくできますか」「リビング階段から暖気が逃げませんか」と質問するのがおすすめです。数値と生活シーンを結びつけると、かなり判断しやすくなります。
今のヘーベルハウスは断熱等級6の標準仕様化が進んでいるので、次の確認ポイントは「等級6かどうか」よりも、「等級6の性能をどう使って体感を整えるか」です。ここを聞けると、営業担当者や設計担当者の提案力も見えやすくなります。
補足
なので、営業担当者に確認するときは、断熱等級だけでなく「冬の朝の室温イメージ」「窓の種類」「リビング階段や吹き抜けの空調計画」「洗面所や脱衣所の温度差」まで聞いておくと安心です。
ヘーベルハウスは構造の安心感が強い住宅だからこそ、温熱環境は別軸で具体的に詰めていくのがいいかなと思います。
断熱等級7の位置づけ
断熱等級7は別次元の高断熱
断熱等級7は、住宅の断熱等級の中でもかなり高い水準です。
一般的には、かなり高断熱な家を目指す人が意識する等級で、温暖地でも簡単に達成できるものではありません。断熱材を少し厚くすればOKというより、窓、屋根、床、換気、気密、日射までまとめて設計するレベルです。
ヘーベルハウスで断熱等級7という言葉を見たときに注意したいのは、それが従来の鉄骨系ヘーベルハウスの話なのか、新しい高断熱ブランドや別商品を含む話なのか、という点です。同じ旭化成ホームズの中でも、構造や商品が違えば、断熱の考え方も変わります。
実は旭化成ホームズでは、断熱等級7を標準仕様とする高断熱・高気密住宅ブランドとして、Asu-haus(アスハウス)を展開しています。
ここで注目したいのは、Asu-hausが従来のヘーベルハウスの鉄骨構造ではなく、木造軸組工法を採用している点です。
これはかなり象徴的です。鉄骨住宅がダメという話ではありません。ただ、断熱等級7のような超高断熱を目指す場合、熱橋が少なく、断熱材の厚みや気密施工を確保しやすい木造の方が設計しやすい面があります。
旭化成ホームズ自身が木造の高断熱ブランドを用意していることは、鉄骨住宅で超高断熱を目指すことの物理的なハードルを理解するうえで、かなり分かりやすい事例です。
豆知識
ヘーベルハウスの魅力は、重量鉄骨やALC外壁による安心感、都市部での耐火性、災害への強さにあります。
一方で、断熱等級7のような超高断熱を最優先する場合は、鉄骨構造の熱橋対策がより重要になります。鉄骨の柱や梁は強度面では頼もしい存在ですが、温熱的には熱の通り道になりやすいからです。
ここで大事なのは、鉄骨を否定することではありません。家づくりでは、耐震、耐火、間取り自由度、メンテナンス、断熱、価格のバランスを見る必要があります。
断熱等級7は魅力的ですが、あなたにとって本当に必要な性能かどうかは、地域や暮らし方で変わります。
断熱等級7が向いている人
断熱等級7クラスの性能を意識したいのは、寒冷地で暮らす人、冬の室温差をとにかく減らしたい人、冷暖房費を長期的に抑えたい人、家全体の温度をなるべく一定にしたい人です。
小さな子どもや高齢の家族がいる場合も、部屋間の温度差を抑える考え方は大事になってきます。
一方で、都市部の狭小地で3階建てを建てたい、耐火性や構造の安心感を優先したい、大きな開口や屋上利用などを重視したい場合は、断熱等級7だけを最優先にするより、総合バランスで見る方が納得しやすいかもしれません。
注意
寒冷地や、冬の室温差をかなり抑えたい人、光熱費をできるだけ下げたい人は、断熱等級7クラスの考え方を検討する価値があります。
一方、温暖地で日射や空調計画がうまく組めるなら、別のバランスを取る選択もあります。
大事なのは、最高等級を取ることそのものではなく、あなたの暮らしで不満が出にくい仕様にすることです。
断熱等級8という誤解
ここは誤解しやすいポイント
断熱等級8という言葉は、検索していると見かけることがあります。
ただ、ここは少し誤解しやすいです。住宅の断熱等性能等級としては、一般的に断熱等級7が上位の等級として扱われます。
一方で、等級8という言葉は、一次エネルギー消費量等級の文脈で出てくることがあります。
つまり、断熱等級8ではなく、一次エネルギー消費量等級8という見方が正確です。ここを混同すると、「断熱材がさらにすごい等級8の家があるのかな」と勘違いしやすいです。ここ、名前が似ているので本当にややこしいですよね。
一次エネルギー消費量等級は、断熱材の厚みやUA値だけでなく、冷暖房、給湯、照明、換気などの設備効率も含めて、省エネ性を評価する指標です。
なので、断熱等級とは似ているようで、見ている対象が少し違います。断熱等級は主に外皮性能、一次エネルギー消費量等級は設備を含めたエネルギー性能を見るイメージです。
さらに最新の制度として、2025年12月1日から住宅性能表示制度において一次エネルギー消費量等級7・8が新設・施行されています。
つまり、等級8という言葉自体は新しい制度の中で意味がありますが、それは断熱等級ではなく、省エネ性能を評価する一次エネルギー消費量等級の話です。
注意
たとえば、高断熱の家に高効率エアコン、全熱交換型換気、太陽光発電、蓄電池などを組み合わせると、一次エネルギー消費量の評価が高くなることがあります。
つまり、建物そのものの断熱性能と、設備込みの省エネ性能は、セットで考えるけれど同じものではないんです。
断熱性能と省エネ性能は分けて見る
断熱性能が高い家は、冷暖房の負荷を下げやすいです。
ただし、実際の省エネ評価には給湯器、照明、換気設備、空調機の効率も関係します。
断熱性能が一定水準でも、設備効率が高ければ省エネ評価が良くなることがありますし、反対に断熱が良くても設備計画が弱いと、期待したほど省エネにならない場合もあります。
ヘーベルハウスを検討するときも、断熱等級と一次エネルギー消費量等級を分けて確認しましょう。
営業資料で等級8という言葉が出た場合は、「これは断熱等級ですか、それとも一次エネルギー消費量等級ですか」と聞けばOKです。こういう質問は全然細かすぎません。むしろ、家づくりでは大事な確認です。
| 用語 | 主に見るもの | 確認したい内容 |
|---|---|---|
| 断熱等性能等級 | 外皮性能 | UA値、窓、屋根、壁、床の断熱 |
| 一次エネルギー消費量等級 | 設備込みの省エネ性 | 空調、給湯、照明、換気など |
| 体感の快適性 | 暮らし全体 | 気密、日射、間取り、空調の回り方 |
こういう確認は少し細かく感じるかもしれませんが、後悔を減らすにはかなり大事です。家の性能は言葉が似ているので、聞き慣れないうちは混ざりやすいんですよね。
だからこそ、断熱の等級、省エネの等級、実際の体感を分けて見る。
この3つを意識すると、ヘーベルハウスの性能もかなり冷静に判断できます。
パナソニックホームズとの比較
鉄骨系は同条件で比較する
ヘーベルハウスの断熱等級を調べている人は、パナソニックホームズなどの鉄骨系ハウスメーカーと比較していることも多いです。
どちらも大手メーカーで、鉄骨住宅の安心感や工業化住宅の品質を重視する人に選ばれやすいです。比較対象としてかなり自然かなと思います。
ただ、断熱性能の見方では、木造メーカーと鉄骨メーカーで前提が違います。
鉄骨住宅は、柱や梁が熱を伝えやすいため、熱橋対策がポイントになります。これはヘーベルハウスだけの話ではなく、鉄骨住宅全体で意識したい部分です。
パナソニックホームズも、構造や外壁、換気、空調などを組み合わせて快適性をつくるタイプの住宅です。
ヘーベルハウスも同じように、ALC外壁や鉄骨構造、空調提案まで含めて見る必要があります。
つまり、どちらが断熱に強いかを一言で決めるより、「自分の希望する間取りでどこまで温熱環境を整えられるか」を見る方が現実的です。
さらに鉄骨系住宅では、気密性能を示すC値の扱いも確認しておきたいポイントです。
木造の高気密高断熱住宅ではC値の実測や保証を前面に出す会社もありますが、鉄骨系の大手ハウスメーカーでは、C値をカタログ上の主指標として出さないケースがあります。
ヘーベルハウスでも、C値を標準的な比較指標として大きく打ち出しているわけではないため、気密測定を希望する場合は、契約前に対応可否を確認しておくのが安全です。
| 比較項目 | 確認したいポイント |
|---|---|
| 断熱等級 | 実際のプランで何等級相当になるか |
| 窓仕様 | サッシ種類、ガラス構成、方位ごとの窓面積 |
| 空調計画 | 全館空調の有無、個別エアコンの配置 |
| 気密の考え方 | C値の扱い、換気計画、施工精度の確認方法 |
| 全館空調との相性 | 熱の逃げを設備でどう補うか |
| 構造の強み | 耐震性、耐火性、間取り自由度、防災性 |
比較するときにやりがちなのが、メーカー名だけで断熱性能を決めつけることです。でも実際は、同じメーカーでも商品や仕様で差が出ます。
パナソニックホームズとヘーベルハウスを比べるなら、カタログ性能ではなく、同じ延床面積、同じ地域、近い間取り条件で比較した方が現実的です。
たとえば、A社は南面に大きな窓を設けたプラン、B社は窓を抑えたプラン、という状態でUA値や断熱等級を比べても、純粋な比較になりにくいです。
間取りの開放感、窓の量、空調方式、外観デザインまで違うと、断熱性能だけでなく暮らし方そのものが変わります。
鉄骨系同士の比較で聞くべきこと
鉄骨系ハウスメーカー同士で比較するなら、断熱材の種類や厚さだけでなく、鉄骨部分の熱橋対策、窓まわりの断熱、全館空調の有無、換気方式、気密測定の扱いを聞いておきたいです。
さらに、冬の洗面所やトイレ、夏の2階ホールなど、温度差が出やすい場所について具体的に聞くと、提案力の差が見えやすくなります。
特にヘーベルハウスでは、ロングライフ全館空調のように、建物の外皮性能と設備を組み合わせて温熱環境を整える考え方が重要になります。
鉄骨住宅では熱橋や気密の面で木造高断熱住宅とは違う課題があるため、多少の熱の逃げをどう設備計画で補うか、という視点がかなり大事です。
比較のコツ
さらに、鉄骨住宅を選ぶ理由が何かも整理しておきたいです。
都市部の3階建て、耐火性、重厚感、災害への備えを重視するなら、鉄骨には強い魅力があります。一方で、断熱性能だけを最優先にするなら、木造高断熱住宅も比較対象に入ってきます。
ハウスメーカー全体の選び方で迷っている場合は、ハウスメーカーは結局どこがいいかを整理した記事も参考になると思います。断熱だけでなく、構造や価格、提案力まで含めて見た方が判断しやすいです。
ヘーベルハウスの断熱等級と住み心地

ここからは体感の話
ここからは、ヘーベルハウスの断熱等級を、実際の住み心地に近い目線で見ていきます。
断熱等級は大事ですが、あなたが毎日感じる暖かい、寒い、暑い、涼しいは、等級の数字だけでは決まりません。
特にヘーベルハウスは、重量鉄骨、ALC外壁、ネオマフォーム、窓、空調計画がセットで効いてきます。
ネットの口コミだけで不安を膨らませるより、どこを確認すればいいかを押さえる方がずっと役に立ちます。
この章では、断熱材入ってないという噂の見方、ネオマフォーム60mmの役割、断熱材厚さだけで判断しない理由、既存住宅の断熱材追加や断熱リフォームの優先順位まで整理します。
新築検討中の人にも、すでにヘーベルハウスに住んでいる人にも役立つ内容にしていきます。
断熱材入ってない噂の理由
先に結論
ヘーベルハウスについて調べていると、断熱材入ってないという不安な言葉を見かけることがあります。ここ、かなり気になりますよね。家は高い買い物なので、そんな言葉を見たら不安になるのは自然です。
結論から言うと、ヘーベルハウスに断熱材が入っていないと決めつけるのは正しくありません。
ヘーベルハウスでは、ネオマフォームなどの断熱材を使って断熱層をつくっています。
さらに現在は、ヘーベルシェルタードダブル断熱構法の強化によって、戸建全商品で断熱等級6の標準仕様化が進んでいます。
ただし、なぜそんな噂が出るのかは理解しておいた方がいいです。
理由のひとつは、ALC外壁に対するイメージです。
ヘーベルハウスのALC外壁は、耐火性や重厚感の印象が強く、展示場などでも熱に強いイメージを持ちやすい建材です。そのため、ALCそのものが強力な断熱材のように感じる人もいます。
でも、耐火性と断熱性は同じではありません。
ALCは一般的なコンクリートより熱を伝えにくい性質がありますが、ネオマフォームのような専用断熱材とは役割が違います。火に強いことと、冬の冷気を長時間遮ることは、似ているようで別の性能です。
ALCの見方
もうひとつの理由は、体感とのギャップです。
展示場で期待したほど冬の朝に暖かくない、足元が冷える、廊下や洗面所が寒いと感じると、「本当に断熱材が入っているのかな」と不安になりやすいです。
特に昔のヘーベルハウスや、窓が大きい家、暖房していない空間が多い家では、寒さを感じやすいことがあります。
ただ、この体感は断熱材の有無だけで決まるわけではありません。
窓の性能、床まわりの断熱、気密、暖房方式、日射の入り方、間取りによって変わります。特に昔の住宅や、窓が多い間取りでは、熱が逃げやすくなります。
噂より確認すべき資料
不安なときは、ネットの言葉だけを見るより、仕様書、仕上表、断熱材の施工部位、窓の仕様、換気方式を確認した方が確実です。
新築なら契約前に仕様を確認できますし、中古やリフォームなら図面や当時の仕様書を見て、どこにどの断熱材が入っているかを確認したいところです。
特に古いヘーベルハウスの場合、現在の断熱等級6標準仕様とは仕様が違う可能性があります。
築年数が経っている住宅を中古で検討している場合や、今住んでいる家の断熱リフォームを考えている場合は、新築時の仕様を前提に判断する必要があります。
注意
ネットの断熱材入ってないという表現は、実際には「期待より寒く感じた」という体感から来ていることも多いです。
だからこそ、確認すべきなのは噂ではなく、あなたのプランの断熱仕様、窓仕様、空調計画です。
新築なら打ち合わせ段階で、既存住宅なら現地調査で、寒さの原因をひとつずつ分解するのが大切です。
ネオマフォーム60mmの役割
素材性能と厚みを分けて見る
ヘーベルハウスの断熱でよく出てくるのが、ネオマフォーム60mmという言葉です。
ネオマフォームは高性能な断熱材として知られていて、熱伝導率が低いフェノールフォーム系の断熱材です。断熱材の種類だけで見れば、かなり優秀な部類に入ると考えていいかなと思います。
ただし、ここで大事なのは、断熱材は性能だけでなく厚みも効くということです。
どれだけ性能の良い断熱材でも、厚みが十分でなければ、建物全体の断熱性能には限界があります。逆に、熱伝導率がやや高い断熱材でも、厚みをしっかり確保すれば性能を高めることができます。
ネオマフォーム60mmという仕様は、平屋や2階建てで見られる標準仕様の目安として語られることがあります。
一方、2025年以降の強化では、3・4階建ての外壁ヘーベル内側に入れるネオマフォームを70mmに増強し、ロングライフ次世代複合サッシと組み合わせることで、重鉄・システムラーメン構造の3・4階建てでも断熱等級6の標準仕様化が実現されています。
つまり、ネオマフォーム60mmだけを見て「ヘーベルハウス全体の断熱はこの程度」と判断するのは、現在の仕様を少し狭く見てしまうかもしれません。
階数や商品、時期によって仕様の見え方が変わるので、最新の標準仕様を前提に確認することが大切です。
ポイント
ヘーベルハウスは鉄骨とALC外壁を組み合わせる住宅です。
そのため、断熱材単体の性能だけでなく、鉄骨部分の熱橋や、窓まわり、床まわりの熱の逃げ方も見ていく必要があります。
鉄骨部分の熱橋が大きいと、壁の断熱材が高性能でも、構造体を通じて熱が伝わりやすくなることがあります。
たとえば、壁にネオマフォームを使っていても、窓が大きく、サッシ性能が低く、日射計画が合っていないと、冬に寒さを感じやすくなります。
逆に、窓性能を上げて、日射取得と遮蔽をうまく設計し、空調の風が家全体に回るようにすれば、体感はかなり変わります。
壁断熱だけでは快適性は決まらない
住宅の熱の出入りは、壁だけではありません。屋根や天井から逃げる熱、床下から上がる冷気、窓から入る日射や冷気、換気で入れ替わる空気も影響します。
だから、ネオマフォーム60mmの評価をするなら、同時に屋根断熱、床断熱、窓仕様、換気方式まで見た方がいいです。
| 部位 | 体感への影響 | 確認したいこと |
|---|---|---|
| 外壁 | 外気の影響を抑える | 断熱材の種類、厚み、熱橋対策 |
| 窓 | 冷気・暑さ・結露に影響 | サッシ、ガラス、方位、サイズ |
| 床 | 足元の冷えに影響 | 床下断熱、気流止め、床暖房の有無 |
| 屋根・天井 | 夏の暑さに影響 | 屋根断熱、遮熱、換気計画 |
| 空調 | 家全体の温度ムラに影響 | 全館空調、個別エアコン、風の流れ |
つまり、ネオマフォーム60mmを見たときは、良い悪いを一言で決めるより、「この断熱材を前提に、建物全体でどう快適にする設計なのか」を確認するのが大事です。
ヘーベルハウスの場合は、断熱材の性能だけでなく、鉄骨構造、ALC、窓、空調設備の組み合わせを見ると、かなり理解しやすくなります。
断熱材厚さだけで見ない
厚さだけで判断しない
断熱材厚さは、断熱性能を考えるうえでとても大切です。
厚みが増えれば、一般的には熱が逃げにくくなります。なので、断熱材が何ミリかを確認すること自体は良いことです。むしろ、仕様書で確認しておきたいポイントです。
ただし、断熱材厚さだけで家の快適性を判断するのは危険です。
家の熱は、壁だけでなく、窓、屋根、床、換気、すき間、日射から出入りします。特に窓は熱の出入りが大きい部分なので、壁の断熱材だけ見ても全体像は見えません。
ヘーベルハウスの場合、ALC外壁の存在感が強いため、外壁の厚みや断熱材厚さに注目しやすいです。
でも、住み心地に直結するのは、家全体のバランスです。
外壁がしっかりしていても、窓が大きすぎたり、空調が届かない場所があったりすると、体感としては寒い・暑いが出やすくなります。
また、現在のヘーベルハウスはロングライフ次世代複合サッシのように、窓まわりの性能強化も進んでいます。これはかなり重要です。
どれだけ壁の断熱材を強化しても、窓から熱が逃げやすければ体感は落ちやすいからです。
| 見るべき項目 | 確認内容 |
|---|---|
| 壁 | 断熱材の種類、厚さ、熱橋対策 |
| 窓 | サッシ種類、ガラス、方位、窓面積 |
| 屋根・天井 | 夏の暑さ対策、断熱材の厚み |
| 床 | 底冷え対策、床下の断熱 |
| 気密 | C値の扱い、すき間風、換気計画 |
| 空調 | 個別空調か全館空調か、風の流れ |
たとえば、南面に大きな窓を設ける場合、冬の日射取得には有利です。一方で、夏の日射遮蔽を考えないと暑くなりやすいです。
北側の大きな窓は、冬に冷えを感じやすくなることもあります。つまり、同じ窓でも方位によって役割が変わるんです。
吹き抜けやリビング階段も同じです。
開放感はすごく魅力的ですが、暖かい空気が上に逃げやすく、空調計画が甘いと足元が冷えやすくなります。ここは設計段階でかなり差が出ます。
見た目の開放感と温熱環境は、セットで考える必要があります。
窓と日射は体感に直結する
断熱材厚さを確認するのと同じくらい、窓の仕様確認は大事です。
サッシがアルミなのか、アルミ樹脂複合なのか、樹脂なのか。ガラスがペアなのか、トリプルなのか。Low-Eの種類はどうか。こうした違いは、冬の窓際の冷えや夏の日射熱に関係します。
また、庇や軒、外付けブラインド、カーテン、植栽なども日射遮蔽に関わります。
ヘーベルハウスのように都市部で建てることが多い住宅では、隣家との距離や道路向きによって窓の取り方が制限されることもあります。
だからこそ、断熱材厚さだけでなく、敷地条件から見た窓計画が大切です。
打ち合わせで聞くこと
だから、断熱材厚さを聞くときは、セットで「窓は何を使いますか」「この吹き抜けで冬の暖房はどう回しますか」「洗面所やトイレまで温度差を抑えられますか」と聞いてください。
これだけで、打ち合わせの精度が上がります。断熱材の厚さは入口であって、ゴールではありません。
断熱材追加で変わる体感
リフォームは原因の切り分けから
既存のヘーベルハウスに住んでいて寒さを感じている場合、断熱材追加を検討する人も多いと思います。
特に冬の底冷えや、窓際の冷気、廊下や脱衣所の寒さは、毎日のストレスになりますよね。家の中なのに厚着しないとつらい、という状態はできれば改善したいところです。
断熱材追加で体感が変わる可能性はあります。ただし、どこに追加するかで効果も費用も変わります。
やみくもに壁の断熱だけを強化するより、熱が逃げやすい場所から優先順位をつける方が現実的です。
特にリフォームは、新築と違って構造や既存仕上げの制約があります。
一般的に、既存住宅の断熱改善では、窓、床下、天井・屋根、浴室まわりが効果を感じやすいポイントになりやすいです。
特に古いアルミサッシや単板ガラスの場合、内窓を入れるだけでも体感が変わることがあります。窓は室内の熱が逃げやすい場所なので、優先度はかなり高いです。
まずやること
ヘーベルハウスは構造や外壁が特殊なので、リフォーム内容によっては一般的な木造住宅よりも工事の制約が出ることがあります。
ALC外壁、鉄骨構造、防水、シーリング、保証の扱いなども関係するため、見積もり前に確認しておきたいです。
特に外壁側からの工事は、足場や外装メンテナンスと絡むことが多く、費用が大きくなりやすいです。
また、断熱材を追加すれば必ず快適になる、という言い方も少し危険です。
気密や換気のバランスが崩れると、結露や空気環境の問題が出る可能性もあります。断熱は、追加すれば終わりではなく、建物全体のバランスで見る必要があります。
まずは窓と床を疑う
冬の寒さを感じる場合、まず確認したいのは窓です。
窓際で冷気を感じる、カーテンの下から冷たい空気が流れる、結露が多いという場合は、内窓やガラス交換の優先度が高くなります。
次に、足元が冷えるなら床下断熱や床まわりの気流を確認したいです。
壁の断熱材追加は効果がある場合もありますが、工事の範囲が大きくなりやすいです。内装を剥がすのか、外壁側から触るのかで費用も工期も大きく変わります。
だからこそ、まずは比較的手をつけやすく、体感に直結しやすい窓や床から検討するのが現実的です。
| 症状 | 疑いたい原因 | 検討しやすい対策 |
|---|---|---|
| 窓際が寒い | サッシ・ガラスの断熱不足 | 内窓、ガラス交換、カーテン改善 |
| 足元が冷える | 床下断熱や気流の影響 | 床下断熱材追加、床材改修 |
| 2階が暑い | 屋根・天井からの熱 | 天井断熱追加、遮熱対策 |
| 脱衣所が寒い | 窓・空調不足・断熱不足 | 窓断熱、浴室交換、暖房計画 |
注意
断熱リフォームの優先順位
優先順位が大事
ヘーベルハウスの断熱リフォームで大切なのは、費用対効果の高いところから手をつけることです。
全部を一気に直せれば理想ですが、現実には予算がありますよね。だからこそ、寒さや暑さの原因を分解して、優先順位をつけることがかなり大切です。
私なら、まず窓を見ます。冬の冷気、夏の暑さ、結露、音の入り方など、窓は体感に直結します。
内窓の設置やガラス交換、サッシまわりの改善は、比較的効果を感じやすい対策です。特に築年数が経っている住宅では、窓の性能差がかなり大きいことがあります。
次に見たいのが床下です。ヘーベルハウスで冬に足元が冷えると感じる場合、床まわりの断熱や気流の影響を確認したいです。
床暖房を入れる前に、まず床下断熱や窓断熱を検討した方が、結果的に満足度が高くなることもあります。
床暖房は暖かくて魅力的ですが、熱が逃げやすい状態のまま入れると、効率が悪くなる可能性があります。
| 優先順位 | 対策 | 期待しやすい効果 |
|---|---|---|
| 高 | 内窓・窓断熱 | 窓際の冷気、結露、暑さ対策 |
| 高 | 床下断熱 | 足元の冷え対策 |
| 中 | 天井・屋根断熱 | 夏の暑さ、冬の熱損失対策 |
| 中 | 浴室・脱衣所断熱 | ヒートショック対策の一部 |
| 条件次第 | 床暖房 | 足元の快適性向上 |
断熱リフォームでは、外壁や屋根、防水、シーリングのメンテナンス時期も関係します。
足場を組む工事は費用が大きくなりやすいので、外壁塗装や防水工事と断熱工事を同時に検討した方が効率的な場合もあります。別々に工事すると、そのたびに足場代がかかる可能性があるからです。
ただし、リフォームは建物の年式や劣化状態によって見積もりが変わります。
床下の状態、窓の種類、既存の断熱材、配管、電気設備、外壁の状態などを確認しないと、正確な判断はできません。古い住宅では、断熱工事を始めてから下地の傷みや配管の問題が見つかることもあります。
床暖房より先に断熱を整える
寒い家を改善したいとき、床暖房を入れれば解決しそうに感じますよね。
確かに床暖房は足元が暖かくなり、快適性を上げやすい設備です。ただ、窓や床下から冷気が入りやすい状態のままだと、暖房しても熱が逃げやすく、光熱費が増えやすくなります。
そのため、私なら床暖房の前に、窓断熱、床下断熱、空調計画の見直しを優先します。
断熱を整えたうえで床暖房を入れるなら、快適性も効率も上げやすいです。逆に、断熱が弱いまま設備で力押しすると、初期費用もランニングコストも重くなりやすいので注意です。
注意
ヘーベルハウスの基礎や構造まで含めて確認したい場合は、ヘーベルハウスの基礎について整理した記事も参考にしてください。断熱だけでなく、建物全体の考え方を合わせて見ると理解しやすいです。
リフォーム費用は住まいの状態で大きく変わります。
健康や安全、資産価値にも関わる部分なので、数値はあくまで一般的な目安として受け止めてください。正確な情報は公式サイトをご確認ください。最終的な判断は専門家にご相談ください。
ヘーベルハウスの断熱等級に関するよくある質問
Q1. ヘーベルハウスの断熱等級は標準でどのくらいですか?
Q2. ヘーベルハウスは鉄骨だから寒いのでしょうか?
Q3. 断熱等級8という表現は正しいですか?
Q4. ネオマフォーム60mmなら十分暖かいですか?
Q5. 既存のヘーベルハウスが寒い場合、何から対策すべきですか?
ヘーベルハウスの断熱等級の結論
結論
ヘーベルハウスの断熱等級は、等級が高いか低いかだけで判断するとズレやすいです。
もちろん断熱等級は大事です。UA値や省エネ性能を比較するうえで、客観的な目安になります。ここは軽く見ない方がいいです。
ただし、現在のヘーベルハウスは2025年以降、戸建全商品で断熱等級6の標準仕様化が進んでいます。
そのため、これから新築を検討するなら、「ヘーベルハウスは断熱等級が低いのでは」と昔の印象だけで判断するのはもったいないです。
最新仕様では、ヘーベルシェルタードダブル断熱構法や窓仕様の強化によって、以前より断熱性能の見方が変わっています。
でも、実際の住み心地は、断熱等級だけでは決まりません。窓、気密、日射、換気、空調計画、間取り、地域区分まで含めて決まります。
特にヘーベルハウスは、鉄骨構造とALC外壁という特徴があるため、断熱材だけで語るより、建物全体の設計で見る方が現実的です。
鉄骨住宅は、耐震性や耐火性、都市部での安心感に強みがあります。
一方で、断熱や熱橋対策の考え方は木造住宅と違います。だから、鉄骨だから寒いと煽るのではなく、鉄骨住宅ではどこを確認すべきかを知ることが大切です。
最終チェック
- 自分の地域区分で、実際のプランがどの断熱等級になるか
- UA値だけでなく、窓の種類と方位ごとの窓面積
- 吹き抜けや大開口がある場合の空調計画
- 全館空調を採用する場合のダクト計画とメンテナンス性
- C値の扱いや気密測定の可否
- 洗面所、脱衣所、トイレ、廊下の温度差への配慮
既存のヘーベルハウスに住んでいるなら、まず窓、床下、天井、浴室まわりを優先して確認するとよいです。寒さの原因を切り分けずに高額な設備を入れると、思ったほど満足できないこともあります。
リフォームは、断熱、気密、換気、設備のバランスを崩さないことも大切です。
鉄骨住宅だから寒い、と煽るつもりはありません。ヘーベルハウスには、耐震性、耐火性、ALC外壁、都市部での安心感という強みがあります。
ただし、断熱に関しては、木造高断熱住宅とは違う考え方が必要です。
最後は自分のプランで判断する
最終的に大切なのは、ネット上の一般論ではなく、あなたの家のプランでどうなるかです。
吹き抜けがあるのか、大開口をつくるのか、南面に日射が入るのか、全館空調を入れるのか、リビング階段にするのか。こうした条件で、体感は大きく変わります。
打ち合わせでは、「断熱等級はいくつですか」で終わらせず、「この間取りで冬の朝はどうなりますか」「夏の2階は暑くなりませんか」「脱衣所まで暖かくできますか」「窓のグレードを上げるとどれくらい変わりますか」「C値や気密測定はどう扱いますか」と聞いてください。ここまで聞くと、かなり具体的な判断ができます。

だからこそ、ヘーベルハウスの断熱等級は、数字だけを比べるより、あなたの間取りで、あなたの暮らし方に合う快適性がつくれるかを確認することが大切です。
最後にもう一度まとめると、ヘーベルハウスの断熱等級は、2025年以降の断熱等級6標準仕様化という前提を押さえたうえで、その性能をどう住み心地につなげているかを見ることが大切です。
窓や空調、気密、間取りまで含めて確認すると、自分に合うか判断しやすくなります。
最後の注意
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