こんにちは。ヤネウラログ運営者のイエ吉です。
スマホで注文住宅と建売どっちが安いと検索してみたものの、どっちがいいのか、安いのか、建売住宅と注文住宅の価格差やメリットデメリット、比較がごちゃごちゃに出てきて、むしろモヤモヤが増えていないでしょうか。
検索結果を見ていると、「建売のほうが圧倒的に安い」と言い切る記事もあれば、「いやいや、長期的には注文住宅のほうが得だ」と真逆のことを書いている記事もあって、正直どれを信じたらいいのか分からなくなりますよね。
しかも、それぞれが前提にしている条件(エリアや広さ、性能レベル)がバラバラだったりします。
注文住宅か建売かの選択は、マイホームの価格相場や住宅ローン、将来のメンテ費用まで関わってくる大きなテーマです。
ただ、ざっくり言うと本体価格だけなら建売の方が安く見えやすい一方で、土地条件や諸費用、オプション、光熱費やメンテ費まで含めたトータルのコストで見ると、どちらが本当にお得かは人によって変わります。
さらにややこしいのが、「少し無理してでも理想の注文住宅を建てるべきか」「とりあえず建売で住み始めて、将来また考えるか」といったライフプランの話も絡んでくるところです。
家づくりは一発勝負なイメージが強いので、「ここでミスったら取り返しがつかないのでは…」と不安になりやすいんですよね。
この記事では、注文住宅と建売どっちが安いかを一方的に決めつけるのではなく、建売住宅と注文住宅価格差の一般的な目安や、それぞれのメリットデメリット、あなたのライフプランに合った選び方まで、できるだけわかりやすく整理していきます。
読み終わるころには「自分たちの場合はどっち寄りかな?」がかなりハッキリしてくると思うので、一緒に整理していきましょう。
ポイント
- 建売と注文住宅の基本的な違いと価格の考え方を整理したうえで、自分に合う方向性をつかめる
- 本体価格だけでなく諸費用や将来のメンテ費も含めたトータルコストのイメージを持てる
- あなたが建売寄りか注文住宅寄りかがわかるチェックポイントを通じて、判断軸をハッキリさせられる
- 後悔を減らすための情報収集のコツと第三者への相談タイミングを知って、行動に移しやすくなる
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注文住宅と建売はどっちが安いか基礎整理

まずは「そもそも何が違うのか」と「お金のかかり方の基本」をざっくりそろえておきましょう。
ここがふわっとしたままだと、ネットの情報を読んでも余計に混乱しがちです。
建売と注文住宅の違い、分譲住宅の価格の目安、全体の割合やローコスト住宅との関係を整理して、土台をそろえていきます。
ここで一度、言葉のイメージを共通にしておくと、このあと出てくる数字や比較もスッと入ってきやすいはずです。
建売と注文住宅の違いと比較軸
まず大事なのが、建売住宅と注文住宅の「成り立ち」の違いです。
ここがそのまま、価格と自由度の差につながってきます。
「どっちが安いか」を考えるときも、この成り立ちを知らないままだと、そもそも土俵がズレたまま比較してしまうことが多いんですよね。
ざっくり整理すると、こんなイメージです。
建売住宅のざっくり特徴
- 土地と建物がセットで完成済み・ほぼ完成済みで売り出されていることが多い
- 間取りや設備はあらかじめ企画されていて、選べる範囲は少なめ
- 価格表示は「土地+建物+外構」がセットになっていることが多く、総額が見えやすい
- 完成しているので、入居までが早い(数週間〜数か月レベル)
注文住宅のざっくり特徴
- 土地を買ってから、建物はゼロから間取り・仕様を決めていく
- プランの自由度が高い代わりに、こだわるほど金額も上がりやすい
- 見積もりは「建物本体」「付帯工事」「外構」など項目が細かく分かれる
- 打ち合わせ〜着工〜完成まで時間がかかる(半年〜1年くらいが多め)
つまり、建売はメーカーや分譲会社が「多くの人にフィットしやすい平均点の家」を先に作っておいて、それを買うスタイル。
注文住宅は「あなたの家族専用」に設計していくスタイルです。
ここでのポイントは、「平均点の家で十分ハマる人」にとっては建売はとても合理的だけど、「平均点から外れたこだわりや事情がある人」にとっては、注文住宅のほうが結果的にムダが少なくなることもある、というところです。
例えば、在宅ワーク用の書斎や、楽器用の防音室、ペットの動線など、一般的なファミリー向け間取りでは拾いきれないニーズですね。
お金の話をするときは、土地・建物・外構・諸費用を同じ土俵にそろえて比較することがめちゃくちゃ大事です。
建売は最初から込み込み価格、注文はバラバラ表示、という落とし穴があるので、このあと詳しく触れていきます。
同じ「3,500万円」と書いてあっても、中身がまるで違うなんてことも普通にありえるので、ラベルだけで判断しないようにしたいですね。
また、建売でも最近は高性能なものや、逆にローコスト寄りのものなど、かなり幅があります。
注文住宅も、ローコスト系からハイグレード系まで振れ幅が大きいので、「建売=安い」「注文=高い」と単純に分けないのがコツかなと思います。
注文住宅と分譲住宅の価格の目安
次に、注文住宅と分譲住宅(建売)の価格の目安です。
ここはエリアや選ぶ会社、時期によってほんとうにブレるので、あくまで「ざっくり感」として聞いてください。
土地の相場が違えば、同じ仕様の家でも総額はまったく変わりますし、資材価格や人件費の上下でも平気で数百万円単位で動きます。
フラット35利用者の調査などを眺めていくと、最近の傾向としてはこんなイメージです。
価格の目安イメージ(全国平均レベル)
- 土地付き注文住宅:土地+建物で4,500万〜5,000万円台くらい
- 建売住宅:土地+建物+外構込みで3,500万〜4,000万円前後
直近の調査データでは、土地付き注文住宅の所要資金が4,600万〜5,000万円台、建売住宅が3,700万〜3,800万円前後という結果も出ていて、平均的には約1,000万〜1,200万円程度の差がつきやすい傾向があります。
近年は資材価格や人件費の高騰の影響もあり、注文住宅側の価格上昇幅が大きく、その差が広がりつつあるイメージです(出典:住宅金融支援機構「フラット35利用者調査」)。
もちろん、これはあくまで「平均値ベースのざっくり目安」です。
都市部の駅近ならもっと高くなりますし、地方エリアならここからグッと下がることもあります。
ローコスト寄りの注文住宅なら建売と大差ないこともありますし、逆にハイグレードな建売は注文住宅より高くなることもあります。
もう少しイメージしやすくするために、ざっくりと金額感を表にしてみますね。
| 住宅タイプ | 土地+建物の総額イメージ | 特徴 |
|---|---|---|
| 土地付き注文住宅 | 4,500万〜5,000万円台 | 自由度が高いが、仕様次第でさらに上振れしやすい |
| 建売住宅 | 3,500万〜4,000万円前後 | 土地+建物+外構込みで表示されることが多く、総額が見えやすい |
| ローコスト注文住宅 | 土地別+建物1,600万〜2,000万円台 | 外構や付帯工事、諸費用は別途になりやすい |
この表もあくまで目安ですが、「あ、自分が検討している金額感はだいたいこのへんなんだな」とイメージしてもらえればOKです。
ここから、土地代が高いエリアなら注文住宅はさらにハードルが上がりますし、逆に土地が比較的安い地方なら注文住宅のハードルも下がってきます。
このあとで触れますが、イニシャルコスト(最初の総額)だけでなく、光熱費・メンテナンス費・リセールバリューまで見たトータルコストで考えるのがポイントです。
例えば、断熱性能の高い家なら毎月の光熱費が下がるので、30年スパンで見たときに数百万円レベルで差がつくこともあります。
「本体価格だけ」で比べないのがコツ
ネット上では「注文住宅の坪単価はいくら」「建売の坪単価はいくら」という話がよく出てきますが、外構や付帯工事、諸費用の扱いがバラバラで比較になっていないことも多いです。
坪単価の定義が会社ごとに違うので、「A社の70万円/坪」と「B社の70万円/坪」は、内訳を見たらまったく別モノということもあります。
目安としては、こんな意識を持っておくとズレにくいです。
- 建売は「ほぼ全部込み」の価格表示が多い(ただしエアコンやカーテンなどが別なことも多い)
- 注文住宅は「建物本体」だけが目立っていて、あとから足される費用がある
- 外構工事費・地盤改良費・諸費用を含めて「総額」で比べる
同じ3,500万円でも、建売と注文住宅では中身が違うことがある、というのは頭に置いておいてください。
「坪単価」や「本体価格」だけで判断すると、あとから「え、こんなに追加でかかるの?」となりがちです。
見積書を見るときは、どこまで含まれていて、どこからが別途なのかを必ずチェックしておきましょう。
建売と注文住宅の割合から見る実態

「みんなはどっちを選んでいるの?」という視点も、なんとなくの相場観をつかむうえでは役立ちます。
周りの友達や同僚が「建売にしたよ」「うちは注文住宅だよ」と話しているのを聞くと、なんとなくその割合が気になってきますよね。
新築一戸建て全体を見ると、エリアによってかなり差はあるものの、大ざっぱには建売と注文住宅がだいたい半々〜建売がやや多めくらいというエリアが多いです。
首都圏の駅近エリアだと、土地付き注文住宅は少なく、分譲地の建売が中心というケースもよくあります。
逆に地方都市や郊外では、昔からの土地を活かした注文住宅が多いエリアもあります。
エリア別のざっくり傾向
- 都市部の駅近:建売の比率が高く、注文住宅用の土地がそもそも少ない
- 郊外や地方都市:注文住宅の比率が高めで、「実家の土地+注文住宅」も多い
- 新しい分譲地:建売と注文住宅が混在しやすい(建築条件付き土地なども含む)
また、同じエリアでも、価格帯によっても傾向が変わります。
例えば、3,000万円前後のゾーンは建売が中心だけど、4,000万後半〜5,000万円台は注文住宅が中心、というような二層構造になっている地域もあります。
あなたがどの価格帯を狙っているかによって、「建売が多いゾーン」か「注文が多いゾーン」かも変わってくるイメージです。
「みんな建売だから建売にしよう」「周りは注文住宅が多いから注文で」という決め方はおすすめしませんが、自分の検討エリアでどちらが主流かは、土地探しのスタートラインとしてチェックしておいて損はないかなと思います。
主流側のほうが、物件情報も出てきやすいので比較検討がしやすい、というメリットもあります。
一方で、「エリアの相場観」と「自分たちの予算感」がズレていると、どれを見ても高く感じてしまったり、逆に「この価格なら建売より注文のほうがよくない?」ということになったりもします。
特に、駅近など将来も需要が見込める立地は土地値が落ちにくく、建売であっても土地の資産価値が残りやすいのが実情です。
建物そのものの仕様だけでなく、「この立地の土地値が将来どれくらい残りそうか」という視点も持っておくと、リセールバリュー(売却しやすさ)をイメージしやすくなります。
ここは、後半で触れる「総予算の決め方」ともセットで考えていくのがおすすめです。
ローコスト住宅と建売はどっちが安く見えるか
最近よく出てくるのが「ローコスト住宅」と呼ばれる注文住宅です。
坪単価が比較的抑えめで、「え、建売とそんなに変わらなくない?」と思う価格帯のメーカーも増えてきました。
住宅展示場やYouTubeなどで見かける機会も増えたので、かなり身近な選択肢になってきています。
ここでややこしいのが、ローコスト注文住宅と建売の比較だと、パッと見ではほぼ同じ価格に見えてしまうことです。
広告やチラシで「建物本体1,500万円〜」「月々7万円台〜」などと並んでいると、正直どこがどう違うのか、かなり分かりづらいですよね。
ローコスト注文住宅と建売のよくある比較パターン
- ローコスト注文住宅:建物本体1,600万〜2,000万円+付帯工事・外構など(別途)
- 建売住宅:土地+建物+外構込みで3,000万台前半〜中盤
このとき、ローコスト注文住宅側で
- 地盤改良費
- 外構工事(駐車場・フェンスなど)
- 屋外給排水・浄化槽・照明・カーテンレール
- 諸費用(登記費用・ローン関係費用・火災保険など)
といった費用が「別途」「概算」としか書かれていないと、最終的な総額は建売とほとんど変わらなかった、ということも普通にあります。
特に地盤改良費は、あとから50万〜100万円単位で追加されることも多く、ローコスト注文住宅側の最大の「予算ブレ要因」です。
一方で、多くの建売住宅では地盤調査と改良があらかじめ済んでいて、その費用も販売価格に含まれているケースが多いので、この差は見落とさないようにしたいポイントです。
むしろ、土地条件によっては建売より高くつくケースもあるので、「ローコストだから自動的に安くなる」とは限らないのがポイントです。
逆に、建売側で不要なオプション(太陽光や無駄に豪華な設備など)の分だけ高くなっていることもあり、「本当に必要な仕様にそぎ落として比較する」と意外と差が縮まるケースも多いです。
例えば、標準で付いてくる食洗機や浴室乾燥機、床暖房などが、あなたのライフスタイルにとって本当に必須なのかどうか、いったんフラットに見直してみるのもアリです。
「安く見える」理由を疑ってみる
建売でもローコスト注文住宅でも、「この価格、なぜここまで抑えられているんだろう?」という目線は必須です。
単純に企業努力でコストダウンしている部分もあれば、仕様や土地条件を削って安く見せている部分もあります。
- 土地の条件(変形地・前面道路・周辺環境・日当たり)
- 構造や断熱・窓のグレード(断熱等級やサッシの種類など)
- 屋根材・外壁材などのメンテナンスサイクル
- 標準仕様に含まれる設備の内容(給湯器の種類、換気システムなど)
このあたりは、総額の数十万〜数百万円よりも、30年単位で見るとインパクトが大きい部分なので、しっかりチェックしておきたいところです。
例えば、外壁材のグレードが低くて10年ごとに大規模な塗り替えが必要になると、そのたびに100万円〜200万円単位のメンテ費が発生します。
この差が30年間積み重なると、メンテナンス費だけで150万〜200万円程度の差がつくこともあり、「最初の本体価格の差」がかなり薄まってしまうケースもあります。
「安く見せるために何を削っているのか」「それは自分たちにとって許容できる削り方なのか」を確認していくと、建売とローコスト注文住宅の“本当の差”が見えてきやすいですよ。
なお、2025年4月からは新築住宅の省エネ基準適合が原則義務化され、建売住宅でも断熱等級4レベルの性能は押さえられるようになっていきます。
ただし、光熱費をグッと下げやすい等級5〜6クラスの「高断熱」までは到達していない物件も多いので、建売でも「どの断熱等級か」「窓のグレードはどうか」を確認する習慣をつけておくと安心です。
建売と注文住宅の間の第三の選択肢

建売か注文住宅か、という話になると、実はよく忘れられがちなのが「その間にある選択肢」です。
具体的には
- 建築条件付き土地(売建住宅)
- セミオーダー型の規格住宅
などが代表例です。
「建売の画一的な感じはちょっと…」「でもフルオーダーの注文住宅はハードルが高い…」という人にとって、この中間ゾーンがかなりちょうどいい落としどころになってくれます。
建築条件付き土地(売建住宅)とは?
土地を買うかわりに、「3か月以内にこの建築会社と建物の請負契約を結んでくださいね」という条件が付いた土地のことです。用意された参考プランをベースに、間取りや色、設備をある程度アレンジしていくイメージなので、建売より自由で、注文住宅よりは安く収まりやすいポジションにいることが多いです。
セミオーダー型の規格住宅も、標準プランをベースに間取り変更や仕様変更ができるタイプが増えています。
完全自由設計と比べると選択肢は限られますが、そのぶん打ち合わせ回数も減り、価格も読みやすくなります。
「このプランをベースに、ここだけちょっと変更したい」というニーズにハマりやすいのが特徴です。
コスト面で見ると
- フルオーダーの注文住宅よりは、設計や打ち合わせの手間が少ないぶん人件費が抑えられる
- 標準仕様が決まっているので、設備や建材を大量発注しやすく、単価を下げやすい
- 一方で、建売ほどのスケールメリット(大量一括仕入れ)は出にくい
といった特徴があります。
感覚的には、「建売よりは少し高いけれど、そのぶん間取りや仕様を自分たち寄りに寄せられる」というイメージを持っておくといいかなと思います。
「建売の画一的な感じはちょっと嫌だけど、フルオーダーの注文住宅をやり切る自信もない」という人には、この中間ゾーンがかなりフィットすることも多いので、候補から外さずに見ておくのがおすすめです。
実際に、相談を受けていても「最初は建売か注文かの二択で考えていたけど、最終的に売建住宅に落ち着いた」というケースはかなり多いですよ。
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注文住宅と建売はどっちが安いかタイプ別診断

ここからは、「あなたの場合はどっち寄り?」という視点で話を進めていきます。
同じ年収・同じ価格帯を見ていても、価値観とライフプランによって、建売がベストな人もいれば、注文住宅の方がトータルコストが下がる人もいます。
数字だけでは見えてこない「心地よさ」や「ストレスの少なさ」も含めて、どちらが自分たちに合っているのかを整理していきましょう。
チェックリスト形式で優先順位を整理しつつ、メリットデメリット、避けたい建売の見分け方、最後に「結局どっちが安いのか?」をまとめていきます。
途中で「自分ってこっち寄りだったんだな」と気づくポイントがきっとあるはずです。
あなたの優先順位はどっちがいい
まずは、お金の話に行く前に、価値観の棚おろしをしておきましょう。
お金だけで決めようとすると、あとから「なんか違う…」となりがちです。
逆に、価値観がハッキリしていると、少し高くても納得して払えるし、逆に「ここは削ってもいいな」と判断しやすくなります。
建売寄りの人の特徴
- とにかく総額と月々の返済額を抑えたい
- 間取りやデザインにそこまで強いこだわりはない
- 子どもの入学・転勤などで入居時期が決まっている
- 完成した家を見てから決めたい、イメージで悩みたくない
- 打ち合わせに多くの時間をかけるのは正直しんどい
注文住宅寄りの人の特徴
- 家での過ごし方や収納など、細かい部分までこだわりたい
- 冬暖かく夏涼しいなど、性能面を優先したい
- 長く住む「終の棲家」として考えている
- 打ち合わせや検討に時間をかけるのが苦ではない
- 多少月々が上がっても、自分たちらしさを優先したい
どちらにも当てはまる場合は、「どちらをより優先したいか」で考えてみてください。
完璧にどちらかに振り切れる人は少なくて、だいたい「6:4でこっち寄り」くらいの人が多いです。
大事なのは「どっちが安いか?」より「どっちが自分たちにとってコスパがいいか?」です。
チェックリストでざっくり自己診断
ざっくり2択で選んでみてください。直感でOKです。
- 入居時期を優先したい → 建売寄り
- 住み心地と性能を優先したい → 注文住宅寄り
- 月々の支払いを最優先 → 建売寄り
- 生涯コストと満足度を最優先 → 注文住宅寄り
- 打ち合わせの時間を最小限にしたい → 建売寄り
- 間取りや収納を細かくチューニングしたい → 注文住宅寄り
このあと詳しく見ていきますが、ここで「建売寄りだけど、性能も捨てがたい…」となった人は、建売住宅の中でも性能をしっかり確かめることが大事になってきます。
逆に「注文住宅寄りだけど、そこまで派手なこだわりはない」という人は、規格住宅や売建住宅のような中間ゾーンも視野に入れておくと、かなり選択肢が広がりますよ。
建売と注文住宅のメリット・デメリットを整理
次に、建売と注文住宅それぞれのメリットデメリットを、お金と暮らしの両方から整理してみます。
表面的な「安い・高い」だけでなく、暮らし始めてからの満足度や、数十年単位で見たときのトータルコストも含めて、ざっくり比較していきましょう。
建売住宅のメリット
- 土地+建物+外構の総額がわかりやすい
- 完成物件を見て、生活イメージを持ってから決められる
- 契約から入居までが早い(1〜2か月程度も多い)
- ハウスメーカー側の大量仕入れ・大量施工で本体価格が抑えられやすい
- ローンの審査や手続きが比較的スムーズになりやすい
建売住宅のデメリット
- 間取りや設備の自由度が低く、「ここだけ変えたい」が難しい
- 断熱性能やメンテナンス性が、注文住宅より控えめなケースもある
- 隣の家と外観・間取りが似通いやすい
- 「ここがあと一歩…」というモヤモヤを抱えたまま住む可能性もある
注文住宅のメリット
- 間取り・デザイン・収納などを自分たちの暮らし方に合わせて決められる
- 断熱性能や窓・外壁など、将来の光熱費・メンテ費に効く部分を強化しやすい
- 二世帯住宅やインナーガレージなど、特殊な要望にも対応しやすい
- 土地選びからこだわることで、将来の資産価値を意識したプランが取りやすい
注文住宅のデメリット
- 打ち合わせや決めごとが多く、時間とエネルギーが必要
- こだわりを盛り込みすぎると、あっという間に予算オーバーする
- 土地代+建物代+外構費と諸費用が分かれていて、総額が見えにくい
- 完成するまで実物が見えないので、イメージとのギャップが出る可能性もある
どちらか一方が「絶対正解」ではなく、メリットの裏側には必ずデメリットがセットでついてくるイメージです。
自分たちが受け入れられるデメリットの種類によって、選ぶべき方向が変わってきます。
大手ハウスメーカー同士で悩んでいる方は、例えば住友林業と積水ハウスの決め手を比較した記事のように、メーカーごとの特徴を押さえたうえで検討するのもおすすめです。
同じ「注文住宅」でも、会社によって得意な価格帯やデザイン、性能の方向性がかなり違うので、そのあたりも含めて見ていくと判断しやすくなります。
要注意:こんな建売住宅は買うな

建売住宅の中でも、「これはちょっとやめておいたほうがいいかも…」というパターンがあります。
価格が安いこと自体は悪いことではないのですが、“安さの理由”が危ない方向に振れていないかは要チェックです。
ここを見落とすと、「たしかに安かったけど、暮らしづらさがすごい…」ということになりがちです。
要注意な建売住宅の例
- 隣家との距離が極端に近く、窓を開けると目の前がすぐ隣の家
- 南側に大きな建物があり、日当たりがほとんど期待できない
- 前面道路が極端に狭く、車の出し入れがストレスになりそう
- 断熱材や構造部分の写真・説明がほとんどない
- 価格だけがやたら強調されていて、仕様の説明が薄い
- 周辺に高圧線・幹線道路・線路など、騒音や景観面のマイナス要素が多い
個人的には、完成している建物でも必ずホームインスペクション(住宅診断)を検討してほしいなと思っています。
数万円〜十数万円かかりますが、床下や屋根裏の施工状態まで第三者が見てくれるので、数千万円の買い物の「保険」としてはかなりコスパがいいです。
特に、構造部分や防水処理の不具合は素人の目ではまず分からないので、プロの目を借りる意味は大きいです。
現地で必ずチェックしてほしいポイント
内覧のときは、つい内装や設備ばかり見てしまいがちですが、
チェックポイント
- 土地の高低差・排水の流れ(雨の日に水が溜まりそうか)
- 道路からの視線・音(車や人通りの多さ)
- 隣家の窓の位置(お互いの目線が合わないか)
- 日当たり(午前・午後でどれくらい光が入るか)
- 近隣の生活音(ペット・子ども・車・電車など)
なども必ず見ておきましょう。
土地条件はあとから変えられないので、ここを妥協すると「安かったけど暮らしにくい」ということになりがちです。
内装はあとからリフォームできますが、土地の形や道路の幅、周辺環境は変えられません。
また、「売れ残り物件だから安くなっている」ケースもあります。
その理由が単にタイミングなのか、土地条件や間取りに致命的な欠点があるのかは、冷静に見極めたいところです。
ここだけは、価格の安さだけで飛びつかず、一度立ち止まってチェックする癖をつけましょう。
建売にすればよかったを防ぐ
一方で、注文住宅を選んだ人の中には、「ここまで時間とお金をかけるなら、素直に建売にすればよかったかも…」という後悔の声もあります。
逆に、建売を買った人が「やっぱり注文住宅にしておけばよかった」と感じるケースもあります。
どちらもよく聞く話なので、「自分は同じパターンにはまりそうかも?」と想像しながら読んでもらえるといいかなと思います。
その多くは
- 自分たちの優先順位と選んだ方式がズレていた
- 合計金額とランニングコストをちゃんと比較できていなかった
- 情報収集の段階で、どちらか一方の情報だけを鵜呑みにしてしまった
というところに原因があります。
「建売にすればよかった」となりがちなパターン
- 設備やデザインにこだわりすぎて、予算を大きくオーバーした
- 打ち合わせがしんどくなって、途中から「もうなんでもいい」となった
- 最終的な総額が建売よりかなり高くなったのに、暮らしの満足度がそこまで上がっていない
- 土地にお金をかけすぎて、肝心の建物が中途半端になってしまった
こういった後悔を避けるためには、最初に「これ以上は出さない」という総予算の上限を決めておくことがすごく大事です。
これは「できればこのくらい」ではなく、「これを超えたら計画を見直す」というストッパーの意味での上限です。
例えば、一条工務店などの人気メーカーで具体的な総額イメージを持ちたい場合は、一条工務店の平屋30坪の総額シミュレーション記事のように、実際の総額と内訳をイメージしながら検討してみると、現実的なラインが見えやすくなります。
「このメーカーで、この仕様だと、このくらいの総額になるんだな」という感覚を持っておくと、建売との比較もしやすくなります。
逆に建売側での後悔は
- 収納が足りず、すぐに物があふれてしまった
- 冬の寒さ・夏の暑さが想像以上で、光熱費も高くついた
- 周辺環境のリサーチが足りず、騒音や治安が気になった
- 駐車スペースが狭く、車の買い替えや来客時に困るようになった
といった「暮らし始めてからのギャップ」が多いです。
ここは内覧時のチェックに加えて、平日・休日・時間帯を変えて周辺を歩いてみるだけでも、かなり防げる部分だったりします。
夕方の帰宅ラッシュ時や、休日のお昼など、時間帯によって雰囲気がガラッと変わるエリアもありますからね。
大手ハウスメーカーの価格感や考え方をもっと深掘りしたい人は、例えば積水ハウスが高い理由と後悔しない判断軸を整理した記事も参考になると思います。
「高い=ボッタクリ」ではなく、「どこにコストをかけているのか」を理解したうえで、自分たちがそこに価値を感じるかどうかを判断していくのが大事ですね。
注文住宅と建売はどっちが安いに関するよくある質問
Q1. 注文住宅と建売どっちが安いのが本音ですか?
Q2. ローコスト注文住宅は建売より本当にお得ですか?
Q3. 住宅ローンは建売の方が通りやすいって本当ですか?
Q4. 性能面では建売と注文住宅どちらが有利ですか?
Q5. 注文住宅と建売どっちが安いか決めきれないときはどうすればいいですか?
結局注文住宅と建売はどっちが安いかまとめ
最後に、いちばん気になる結論です。注文住宅と建売どっちが安いかをひと言で言うと、
本体価格ベースでは建売のほうが安くなりやすい。
でも、土地条件・諸費用・オプション・将来の光熱費やメンテ費まで含めたトータルコストでは、人によって答えが変わる
というのが現実かなと思っています。
ここまで読んでくれたあなたなら、「そりゃそうだよね」とうなずいてもらえるはずです。
ざっくり整理するとこんなイメージです
- 「とにかく総額と月々の支払いを抑えたい」→ 建売が有利になりやすい
- 「性能を上げて光熱費・メンテ費を抑えつつ、長く住みたい」→ 注文住宅で躯体性能に投資したほうがトータルで安くなることもある
- 「立地優先で駅近に住みたい」→ そもそも選べるのが建売中心、というエリアも多い
- 「暮らし方にフィットした間取りを重視したい」→ 注文住宅や規格住宅のほうが相性が良い
大事なのは、どっちが安いか?ではなく、どっちが自分たちにとってコスパがいいか?という問いにすり替えて考えることです。
そのうえで
- 総予算の上限を先に決める
- 土地・建物・外構・諸費用をそろえて比較する
- 光熱費やメンテナンス費の「30年分のざっくりイメージ」を持つ
- 自分たちの優先順位(立地・間取り・性能・スピード)を言語化しておく
この3つ(+1つ)を意識してもらえると、かなりブレない選び方ができるはずです。
数字上は少し高くても、優先順位にドンピシャでハマっていれば、「高い買い物をした」のではなく「納得できる投資をした」と思えるようになります。
ここで紹介している金額や割合、仕様の違いなどは、すべて「一般的な目安」としてまとめたものです。
具体的な数字や条件は、エリアや時期、選ぶ会社によって大きく変わります。
正確な情報は各ハウスメーカーや工務店、金融機関、自治体などの公式サイトをご確認ください。
また、最終的な判断は、必ず住宅会社の担当者やファイナンシャルプランナー、税理士などの専門家にご相談ください。とくに住宅ローンや税制優遇は、ご家庭ごとの状況によってベストな選択肢が変わります。
「自分たちだけで考えるのは不安だな…」という場合は、特定の会社に偏らない第三者の家づくり相談カウンターや、住宅に詳しいFPに一度話を聞いてみるのも全然アリです。
条件を整理したうえでプロの意見をもらうと、「注文住宅と建売どっちが安いか」ではなく、「自分たちにはこのパターンが一番しっくりくるな」という答えが見えやすくなります。
予算の壁を乗り越えるための選択肢は見えてきましたか?
もし「やっぱり注文住宅で頑張りたい!」と決意を固めたなら、失敗は許されません。
限られた予算内で最高の結果を出すために、家づくり全体の流れと成功のポイントを必ず押さえておいてください。
-
-
【完全保存版】注文住宅・家づくりの流れと期間|土地なし・あり別の全ダンドリと支払いタイミング
こんにちは。ヤネウラログ運営者のイエ吉です。 「そろそろマイホームが欲しいな…」 そう思い立ったものの、「で、結局なにから始めればいいの?」とスマホの前でフリーズしていませんか? 注文住宅は、建売住宅 ...
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まずは「資料請求・来場予約の前にやること(順番)」だけ押さえておけばOKです。
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相談所や展示場に行く前に、まずは積水ハウスの「オーナー紹介割引制度」に登録して、優秀な営業担当と割引の権利を確保してください。
※これを後回しにすると、割引が適用されなくなります。
STEP 2. 予算の「答え合わせ」
必要な方は紹介された担当者からプランや見積もりが出たら、その金額が適正かどうか、第三者(相談所)に「セカンドオピニオン」をもらいましょう。
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