こんにちは。ヤネウラログ、運営者のイエ吉です。
玄関の観葉植物を小さめで風水的にもいい感じに整えたいけれど、どんな種類を選んでどこに置けばいいのか、ちょっと迷いますよね。
玄関に飾ると良いものの風水の考え方も気になるし、観葉植物のミニサイズがいいのか、観葉植物の大型を室内に置く場合との違いも悩みどころかなと思います。
パキラやモンステラ観葉植物のような定番もある一方で、そもそも玄関が狭くて置けるスペースが少なかったり、日当たりや風通しが微妙だったり、「ちゃんとお世話できるかな…」という不安もあるはずです。
「運気も気になるけど、現実的に暮らしやすい玄関にしたい」という感覚に近いんじゃないかなと思います。
この記事では、「小さめの観葉植物を玄関にどう取り入れると、気持ちよく暮らせるか」をまとめていきます。
置き場所や置き方、置いてはいけない観葉植物の考え方、小さめサイズならではのメリットと注意点まで、家づくりと玄関インテリアが好きな私なりに整理していきますね。
読み終わるころには、「このくらいのサイズのグリーンをここに一つ二つ置こう」「これは風水的に気になるけど、これは気にしなくていいかも」と、自分なりの基準で玄関を整えやすくなるはずです。
ポイント
- 玄関に小さめ観葉植物を置くときの基本的な考え方がわかる
- 玄関で避けたい観葉植物と鉢選びのポイントを理解できる
- 下駄箱の上や玄関外など場所別のおすすめグリーンがイメージできる
- 無理なく続けられる管理方法と日常のチェックポイントがつかめる
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玄関に観葉植物の小さめを置くなら?|風水基本編

ここでは、玄関が風水的にどんな場所なのか、小さめ観葉植物をどう考えて取り入れると安心なのかを整理していきます。
サイズや数、置き方の「ちょうどいいライン」を決めておくと、後から増やしすぎてゴチャゴチャ…を防ぎやすくなりますよ。
小さめの観葉植物の置き方と考え方
風水では、玄関は家全体に気を送り込む「気の入口」と考えます。
ここに生きている植物、特にみずみずしい緑を置くと、家の中に入ってくる気をほどよく整えてくれる、とイメージしてもらえるとわかりやすいかなと思います。
とはいえ、観葉植物を置けば置くほど運気アップ、という単純な話ではありません。
私のおすすめは、「風水」と「暮らしやすさ」の両方を満たす、無理のない小さめサイズを一つか二つだけ置くというスタンスです。
小さめサイズがちょうどいい理由
玄関は家族が毎日出入りする場所なので、大きな鉢をドンと置いてしまうと、それだけで通路の邪魔になりやすいです。
小さめの観葉植物なら
- ドアの開閉や家族の動線を妨げにくい
- 掃除機やほうきがかけやすい
- 模様替えや移動が簡単
といったメリットがあります。
風水のイメージでいうと、「気の流れを良くするには、まず物理的な風通しを確保する」のが大事です。
小さめサイズは、その意味でも相性がいいんですよね。
数は「一つか二つ」がおすすめ
玄関に小さめの鉢を並べていると、ついつい「もう一つくらい…」と増やしがちですが、基本は一つか二つまでにしておくのがおすすめです。
理由はシンプルで
- 水やりやホコリ取りの手間が増えすぎる
- 見た目がごちゃつくと、気持ちまで落ち着かなくなる
からです。
「枯らすくらいなら、あえて置かないほうが運気的にも気分的にもマシ」というくらいの気持ちで、管理できる数にしぼってあげたほうが、結果的に玄関も気分も整いやすくなります。

なお、観葉植物以外の玄関インテリア全体のバランスを見直したい場合は、玄関に置くものの選び方をまとめた玄関に置くといい置物を風水目線で解説している記事も参考になると思います。
玄関に置いてはいけない観葉植物は?
次に、玄関では避けたほうがいい観葉植物や状態についても整理しておきます。
ここをおさえておくと、「これはアリかな?ナシかな?」の判断がしやすくなります。
トゲ・攻撃的な印象の強い植物
風水では、鋭いトゲや針を持つ植物は、悪い気だけでなく良い気も跳ね返しやすいと考えます。
サボテンなどはインテリアとしてはかわいいのですが、
玄関に限って言えば
- 家族間の人間関係がピリピリしやすい
- 来客を迎える雰囲気として少し攻撃的に見える
といったイメージにつながりやすいので、私は玄関にはあまりおすすめしていません。
どうしても育てたい場合は、リビングの窓辺など別の場所を検討してあげると安心です。
枯れかけ・弱ったまま放置の植物
風水的にいちばん避けたいのは、「枯れかけた鉢が玄関にずっと置きっぱなし」という状態です。
葉が黄色くなっていたり、土にカビが生えていたり、虫が飛んでいたりすると、
- 見た目の印象が一気に暗くなる
- 「気が停滞している場所」というイメージに近づく
といった意味で、運気以前に自分の気分が下がりやすくなります。
元気がない様子が続くときは、思いきって玄関から移動させて養生するか、寿命と割り切って新しい鉢にバトンタッチしてあげるのも大事な判断です。
小さな子どもやペットがいる家での注意
一部の観葉植物には、葉や樹液に毒性があるものもあります。
一般的な家庭でよく見かけるものの中にも、誤って口に入れると体調を崩す可能性がある種類があります。

「なんとなく不安だな…」と思う種類は無理に玄関に置かず、もっと安心して眺められる植物を選んであげたほうが、結果的に風水的にも良い方向に働きやすいと感じています。
下駄箱の上に置く小さめグリーン

玄関がコンパクトな間取りだと、床に鉢を置くスペースがほとんどないことも多いですよね。
その場合、下駄箱の上は、小さめ観葉植物を飾るのにちょうどいい特等席になります。
まずは「片付けてから」置く
下駄箱の上に植物を置くときは、
いきなり鉢を並べるのではなく
- たまった郵便物やチラシを片付ける
- 鍵や雑貨が散らかっていれば、定位置を決める
- ホコリを拭き取ってから、鉢を置く
という順番で整えるのがおすすめです。
風水的にも「散らかった場所には良い気が入りにくい」とよく言われますが、実際、スッキリした天板に一つだけグリーンが置かれていると、帰宅したときの気持ちよさが全然違います。
下駄箱の上に向いている小さめ観葉植物
下駄箱の上は、玄関照明の明るさやドアの位置にもよりますが、だいたい「明るい日陰」くらいの環境が多いです。
そこでおすすめなのが
- ポトスやポトスライムなど、耐陰性のあるツル性の植物
- ガジュマルのような、丸い葉でコンパクトにまとまる木
- フィカス系の小さめゴムの木(ウンベラータなどのミニサイズ)
あたりです。
これらは小さめの鉢でも育てやすく、少し日が入りにくい玄関でも、環境さえ合えば元気に育ってくれます。

玄関に置く観葉植物以外にも、マットや収納など玄関全体の整え方を知りたい場合は、屋外マットや掃除の考え方をまとめた玄関マットと風水の関係を解説している記事も合わせて読んでもらえると、全体像がつかみやすいかなと思います。
幸運を呼ぶモンステラを玄関に
モンステラは、大きな切れ込みの入った葉が特徴的な人気の観葉植物です。
葉の形がハートに近く見えることから、人間関係運や家庭運、金運をほどよく底上げしてくれる存在として、風水でもよく名前があがります。
モンステラを玄関に置くメリット
- 葉が大きく、玄関の印象をふわっと柔らかくしてくれる
- 耐陰性があり、明るい日陰くらいなら育てやすい
- ハートっぽい葉の形が、「良縁」や「ご縁」をイメージしやすい
特に、小さめのモンステラやヒメモンステラは、玄関に置くとインテリアとしてもバランスが取りやすく、「風水アイテム」というより、気持ちがゆるむグリーンという感覚で楽しめます。
玄関での置き場所とケアのコツ
モンステラは直射日光に当てすぎると葉焼けしやすいので、
玄関では
- ドアを開けたときに少し光が入る、明るい日陰
- 真っ暗になりすぎない位置(照明で補える場所)
を選ぶと安心です。
水やりは、土の表面が乾いてからたっぷり。受け皿の水はそのままにせず、軽く捨てておくと根腐れを防げます。
風水的には、リラックスしたい人は北側寄り、対人運やご縁を意識したい人は東南あたりに置く、という考え方もあります。
ただ、ここはあくまで「目安」なので、「自分が一番ホッとする位置」を優先してもらって大丈夫です。
玄関に置くと良い観葉植物は?

ここまでで、観葉植物のサイズ感や置き方の考え方をお伝えしました。
では実際に、玄関に置くと良い観葉植物にはどんな種類があるのか、代表的なものを整理しておきますね。
| 植物名 | 風水イメージ | 玄関での印象 |
|---|---|---|
| パキラ | 金運・仕事運アップ | スッとした樹形でスッキリした印象 |
| サンスベリア | 邪気払い・浄化 | シャキッとした空気感にしたいときに |
| ポトス | 恋愛運や対人運 | 下駄箱の上に垂らして柔らかい雰囲気に |
| ガジュマル | 家庭運・健康運 | 丸い葉とシルエットで安心感をプラス |
| フィカス系ゴムの木 | 良縁・安定 | ツヤのある葉でちょっと大人っぽい玄関に |
| テーブルヤシ | 全体運・金運 | 涼しげでリゾートっぽい雰囲気も出せる |
※風水イメージはあくまで一般的な目安です。感じ方には個人差があります。
このあたりの定番は、「なんとなく良さそうだから置く」ではなく、「自分の玄関に合いそうか」「お世話が続けやすそうか」で選ぶのが大事です。
豪華な種類よりも、あなたが見ていてホッとする葉の形や色味かどうかを優先してあげてください。
玄関に観葉植物の小さめを置きたい|風水選び方編

ここからは、実際にどんな小さめ観葉植物を選ぶといいか、予算や置き場所ごとの考え方をまとめていきます。
100均のミニ観葉植物から、玄関外のシンボルツリーまで、「どこに」「どんなサイズで」置くかのイメージを具体的にしていきましょう。
100均で始める小さな玄関グリーン
「いきなり大きな鉢を買うのはちょっと勇気がいる…」という場合は、まずは100均のミニ観葉植物から試してみるのもアリです。
最近は、パキラやサンスベリア、カポック(シェフレラ)など、風水的にも人気の種類が小さなポットで売られていることが多いです。
100均のミニ観葉植物の上手な使い方
- 購入したら、できれば一回り大きな鉢に植え替える
- プラスチックのポットのままにせず、陶器や素焼き鉢に入れる
- 培養土と鉢底石を追加して、根が呼吸しやすい環境をつくる
そのままでも飾れなくはないのですが、長く育てたいなら、しっかりした鉢に移してあげたほうが元気に育ちやすいと感じています。
風水的にも、素焼きや陶器などの自然素材の鉢のほうが、植物の「木」の気と相性が良いとされるので、一石二鳥ですね。
100均で選ぶときのチェックポイント
ミニ観葉を選ぶときは、
- 葉に大きな傷や黒い斑点がないか
- 土がぐっしょり濡れすぎていないか
- 葉裏に虫がついていないか
あたりをサッとチェックしておくと安心です。
玄関に置く前に、数日はリビングなどで様子を見てから移動させると、環境の変化にも慣れやすいですよ。

幸運を呼ぶ玄関外のシンボルツリー
「玄関の中は狭くて大きな鉢は置けない」という場合でも、玄関の外側なら、少し背の高いシンボルツリーを置けることがあります。
ここでは、玄関外に向いている代表的な木を見ていきます。
オリーブやユッカなどの細長い葉の木
オリーブやユッカのような、
細長い葉を持つ木は
- 邪気を払うイメージがあり、家の守りになる
- スッとした樹形で、玄関まわりをシャープに見せてくれる
- 日当たりの良い玄関外のほうが育ちやすい
といった特徴があります。
特にオリーブは、「平和」や「調和」の象徴としても人気があり、玄関外をゆるやかに守ってくれる存在として取り入れやすい木です。
玄関外に置くときの注意点
玄関外にシンボルツリーを置くときは
- 通行の妨げにならないか(郵便屋さんや宅配の人も通る場所です)
- 風が強い日に鉢が倒れないか
- ご近所さんの敷地側にはみ出していないか
といった、現実的なポイントを優先してチェックしてあげてください。
風水的に良さそうでも、生活上ストレスになる配置は本末転倒かなと思います。
玄関ドアまわりの飾り方やリースの使い方については、色や素材の選び方をまとめた玄関リースと風水の関係を解説している記事も参考になると思います。
外側・内側のバランスで考えると、全体の雰囲気がぐっと整いやすくなりますよ。
初心者におすすめの小さめのグリーン

ここでは、育てやすさと風水イメージのバランスが良くて、初心者でもチャレンジしやすい「小さめのグリーン」をいくつかピックアップしておきます。
とにかく育てやすさ重視なら
- ポトス系(ポトス・ライムなど):耐陰性があり、多少日当たりが悪くても育ちやすい。ハート型の葉で恋愛運や対人運のイメージ
- サンスベリア:乾燥に強く、水やり少なめでOK。邪気払い・浄化のイメージが強い
- パキラ:発財樹とも呼ばれ、金運や仕事運をイメージしやすい。小さめの鉢でも樹形がきれい
やわらかい雰囲気を出したいなら
- ガジュマル:丸い葉と独特の幹で、「多幸の木」とも呼ばれる。家庭運・健康運のイメージ
- フィカス系のミニゴムの木:ツヤのある葉で、インテリア性が高い。良縁や安定感のイメージ
- テーブルヤシ:細い葉が広がって、涼しげな印象。全体運をふんわり整えたいときに

管理するときのチェックポイント
最後に、玄関に置いた小さめ観葉植物を無理なく管理するためのチェックポイントをまとめておきます。
ここをざっくり押さえておくだけでも、「気づいたら枯れていた…」をかなり防ぎやすくなります。
水やり・日当たり・風通しのチェック
- 水やり:土の表面が白っぽく乾いてから。玄関は日当たりが弱いことが多いので、「控えめ寄り」を意識する
- 日当たり:完全な真っ暗は避け、ドアや窓から少しでも光が入る位置を選ぶ
- 風通し:植物を詰め込みすぎず、空気が通り抜ける余白をキープする
ホコリ・カビ・虫のチェック
玄関は外との出入口なので、どうしてもホコリや土ぼこりがたまりやすい場所です。
定期的に
- 葉にうっすらホコリが積もっていないか
- 土の表面に白いカビや小さな虫がいないか
- 受け皿に水がたまったままになっていないか
をチェックしてあげましょう。
気になった場合は、きれいな布で葉を拭き、土の表面を少しだけ入れ替えてあげるとリセットしやすいです。

季節ごとの「移動」と「引退」も大事
冬の玄関は、地域によってはかなり冷え込みます。
多くの観葉植物は、だいたい10度前後を下回ると元気をなくしやすいので、真冬だけはリビングなど暖かい場所に移動させるのも一つの手です。
また、どうしても玄関の環境と相性が悪く、毎回同じ種類が弱ってしまうようなら、「この子は玄関向きじゃなかったんだな」と割り切って、役割を入れ替えるのも大事です。
無理に同じ場所でがんばらせるより、別の部屋で元気に育ってくれたほうが、結果的に家全体の気も整いやすいと感じています。
玄関の観葉植物(小さめ)と風水に関するよくある質問
Q1. 玄関に観葉植物は何個まで置くのが良いですか?
Q2. 玄関が暗くても小さめ観葉植物を置いて大丈夫ですか?
Q3. 玄関に置いてはいけない観葉植物には何がありますか?
Q4. 100均のミニ観葉植物でも風水的に問題ありませんか?
Q5. モンステラを玄関に置くときのベストポジションは?
玄関に観葉植物の小さめを置きたい|風水まとめ編
最後に、この記事のポイントを簡単に振り返っておきます。
いちばん大事なのは
- 通り道をふさがないこと
- 自分がお世話しやすいサイズと数にしぼること
- 枯れたまま・汚れたまま放置しないこと
この3つです。
小さめの観葉植物は、玄関の印象をやわらかくしてくれるうえに、風水的にも「気の流れを整える小さなスイッチ」のような役割を持ちます。
ただし、どんな植物でも置けばいいわけではなく、「自分が管理できる範囲で、小さなグリーンを一つ二つ」というくらいの感覚が、いちばんちょうどいいと私は思っています。
運気という言葉だけを追いかけると、「これも置かなきゃ」「あれもやらなきゃ」と不安が増えがちです。
でも、本来のゴールは、あなたが帰ってきたときにホッとできる玄関をつくること。
その結果として、気持ちが整い、家の空気も整い、風水的にも自然と良い方向に向かいやすくなる、というくらいの距離感で付き合ってもらえると嬉しいです。
この記事が、あなたの玄関にぴったりな小さめ観葉植物を選ぶヒントになれば幸いです。
無理のないサイズと数で、気持ちよく暮らせる玄関づくりを一緒に楽しんでいきましょう。
